旅レポ
ジェットスターのビジネスクラスでオーストラリア北東部へ! ケアンズのオーシャンビュー独り占めのホテルに泊まりました
2023年5月11日 06:00
オーストラリア政府観光局、クイーンズランド州政府観光局、ジェットスターが共同主催のプレスツアーに参加してきました。訪れたのはオーストラリア北東部の観光都市ケアンズとゴールドコースト。
夏から秋へ変わる3月中旬、現地は雨季特有の蒸し暑さもあって、服装はもっぱらTシャツにビーチサンダルというカジュアルさ。心身ともにリラックスしてオーストラリアの魅力を堪能できた旅の様子を数回にわたってお伝えします!
オーストラリアはもちろん、日本の水際対策も終了! ついに海外旅行が完全復活
オーストラリアはすでに(2022年7月)に新型コロナウイルス関連の入国制限は撤廃されており、日本の現行の水際対策(入国制限)についても5月8日に終了しました。いよいよ海外旅行の完全復活です。待ってました~!とばかりに旅行計画を立てようとしている人も多いのではないでしょうか。
ということで、まずは現在のオーストラリアの渡航情報を。観光や出張などの渡航では「ETA」と呼ばれる電子ビザが必要です。申請手続きは特に難しいものではなく、「Australian ETA」というアプリをスマートフォンにダウンロードしたら、案内(英語)に従って氏名や生年月日、パスポート番号などを入力し、いくつかの質問事項に答えるだけ。パスポートとメールアドレス、クレジットカード(申請料は20オーストラリアドル)があればOKです。オーストラリアでの連絡先には最初に泊まるホテルを入力しましょう。
日本とオーストラリアを2都市3路線で結ぶジェットスター
利用したジェットスターは、オーストラリアのメルボルンに本社を置く格安航空会社(LCC)。日本国内でおなじみのジェットスター・ジャパンの親会社ですね。そのジェットスターは現在、成田~ケアンズ、成田~ゴールドコースト、関西~ケアンズの3路線を運航していて、今回は成田からケアンズに飛び、帰りはゴールドコーストから成田へ戻るという行程。もちろんケアンズ~ゴールドコースト間もジェットスターの国内線を利用しました。
搭乗したJQ26便は成田空港第3ターミナルを20時05分に出発し、翌朝4時25分にケアンズ国際空港に到着しました。所要時間は約7時間半で時差は+1時間。夜のフライトなので機内食を食べ終わるとほとんどの人がアイマスクをして就寝。私も映画を1本観たあとは寝ていました。ビジネスクラスでは食事や軽食、飲み物はすべて無料で提供され、機内持込手荷物は14kgまで、受託手荷物は30kgまで無料で預けることができます。
機材はボーイング 787型機で、ビジネスクラス21席とエコノミークラス314席の計335席。日本国内を飛んでいるジェットスター・ジャパンは計180席のエアバス A320型機なので、だいぶ大きさが違います。私は初めてのジェットスターのビジネスクラスでしたが、前の座席との間隔が広いうえ、折り畳み式のフットレストのおかげで両脚を思いっきり伸ばせるので身体がとっても楽でした。
参考までに成田~ケアンズの運賃はエコノミークラス「Starter」で片道3万8000円~、ビジネスクラスで片道8万7000円~(※2023年4月時点)。「荷物は最小限で食事も要らない、なるべくコストを抑えたい」という人はエコノミークラスを。一方で、「久しぶりの海外旅行なのでリラックスしたフライトにしたい」という人はビジネスクラスがお勧め。ちなみにどちらも燃油サーチャージは不要ですよ(※諸条件が適用されます)。
ケアンズで宿泊したのは5ツ星ホテル「クリスタルブルックライリー」
オーストラリアの北の玄関口であるケアンズは、大自然を満喫できるアクティビティが人気のリゾートシティ。長年日本人観光客にも人気で、実は私も大昔に訪れたことがあって、街なかの海辺にペリカンがいてびっくりしたのを覚えています。そんなケアンズのよいところは、年中温暖で治安がよくてコンパクトで街歩きしやすいところ。あとは空港と街が近いこと! 市内までは約5km、タクシーで10分ほどで着いちゃいます。
ケアンズで体験したアクティビティなどは次稿以降でレポートするとして、本稿では宿泊したホテル「クリスタルブルック ライリー」をご紹介しましょう。ケアンズで2018年以降に相次いでオープンした、オーストラリアで一番新しいホテルブランド「クリスタルブルック コレクション」の1つで、ほかにも「クリスタルブルック ベイリー」と「クリスタルブルック フリン」という2つのホテルが市内中心部のアクセス便利な場所に建っています。
泊まったのはライリー本館5階のシービュールーム。その名のとおり正面に海を見渡せて、右側の山から上がる朝日が印象的なお部屋でした。最後にご紹介する最上階のスイート以外、本館はすべて同じお部屋の作りなので、客室からのビューによってカテゴライズされています。アーバン、リゾート、シービューの順に値段が高くなるそうですよ。
日本人としては気になるバスタブの有無ですが、スイートルームは全室バスタブ完備で、ほかのすべてのカテゴリーでも計41ルームでバスタブを備えています。確約はできませんが、予約時にバスタブ希望を伝えれば空室があれば対応してくれるそうですよ。
早朝のケアンズ空港に到着、アーリーチェックインしてお部屋でゆっくりする? そのままアクティブに行動する?
ところで早朝にケアンズに到着する初日はどう行動する? チェックインや朝食はどうしてる?と気になったので、現地でお世話になったクリスタルブルック ライリーのアカウントディレクターの上田廣作さんに伺うと、こんなお返事が。
「ご年配のお客さまやお子さま連れ、日程に余裕のあるお客さまは、アーリーチェックインにて前泊よりお部屋を確保。到着後は、お部屋でシャワーを浴びてお寛ぎになり、ゆっくりご朝食をお召し上がりになったりとフライト後の体調を整える余裕を持ったスケジュールを組まれているように思います。
ホテルフロントデスクは無料でお荷物をお預かりいたしますので、アクティブなお客さまはそのままツアーにお出掛けされて、ツアー終了後の夕方にチェックインされるパターンが多いです。ツアーに行かれないお客さまはのんびり市内観光やお買い物をされてチェックインまでお時間を過ごしておられます」
それぞれ旅のスタイルによって行動パターンは違いそうですね。ちなみにチェックインは14時ですが、清掃が終了して早めに部屋が用意できたらケータイに電話をもらえるそうですよ。
ケアンズはスーパーも朝6時からオープンしていて、朝から営業しているカフェも多いので、着いた日の朝食からオージー風にこだわってみてはいかがでしょうか。ということで次稿は、ケアンズ到着後に向かったリゾートタウン「パーム・コーブ」での素敵な朝食や、キュランダ観光などをご紹介します。