イベントレポート
【ツーリズムEXPO 2019】ブースグランプリは「ワンダフルセトウチ/DISCOVER WEST連携協議会」と「北海道観光振興機構/JR北海道」
2019年10月30日 18:15
- 2019年10月24日~27日 開催
世界最大級の旅イベント「ツーリズムEXPOジャパン2019」が10月24日から27日までの4日間にわたり、インテックス大阪(大阪市住之江区)で開催された。
最終日のステージでは、来場者や関係者、出展者の投票で選ばれる「ブースグランプリ」各賞の発表があった。審査基準は「オリジナリティ溢れるブースデザイン、魅力的な演出」「スタッフの接客やホスピタリティ」「心を動かされる内容」「ブース訪問前後で国・地域・企業・団体の印象が変わったか」の4点で、全出展ブースが対象になる。
なお、今回から業界日(10月24日~25日)に投票する「旅のプロが選ぶブースグランプリ」と、一般日(10月26日~27日)に投票する「旅の愛好家が選ぶブースグランプリ」の2部門に分かれている。
旅のプロが選ぶブースグランプリ
グランプリ「ワンダフル セトウチ/DISCOVER WEST連携協議会」
業界日のグランプリは前回準グランプリだった「ワンダフルセトウチ/DISCOVER WEST連携協議会」。瀬戸内と中国地方5県が連携して、効果的に周遊できるアイディアやプランを提示したこと、地酒やチーズ、地ビールの試飲、和三盆型抜きなどを体験できたこと、JR西日本(西日本旅客鉄道)の「ハローキティ新幹線」のグッズ販売、「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の調度品の展示などが目を引いた。
特別賞「キューバ共和国観光省」
クラシックカーのフォトスポットが目立ったキューバブースでは、キューバコーヒーの試飲や伝統楽器の展示などを行なった。
実行委員長賞「韓国観光公社」
前回・前々回でグランプリを獲得していた韓国観光公社は、今回も会場内最大規模のブースを展開。リピーター向けにまだ知名度の低い見どころを紹介したほか、ゲーム体験のできるカジノブースや航空券が当たる航空会社ブースなどと一体になって韓国をアピールした。
旅の愛好家が選ぶブースグランプリ
グランプリ「公益社団法人北海道観光振興機構/北海道旅客鉄道株式会社」
一般日のグランプリに輝いたのは「北海道観光振興機構/JR北海道」ブース。パネル展示では北海道へのアクセスやアイヌ文化を紹介したほか、アイヌ伝統衣装の着用体験も行なえた。また、道内のワインやチーズの試食、トナカイの角細工のワークショップなどが評価された。
準グランプリ「ワンダフル セトウチ/DISCOVER WEST連携協議会」
業界日グランプリのワンダフル セトウチ/DISCOVER WEST連携協議会は、一般日でも準グランプリを受賞している。
準グランプリ「台湾観光協会」
メジャーな台北エリアだけでなく、東部や中部、南部にスポットを当てた展示を行なった台湾ブース。チャイナエアラインやエバー航空と連携してキャンペーンも実施した。