イベントレポート

【ツーリズムEXPO 2019】来日したインドネシア観光副大臣が出展に際してコメント発表

2019年10月24日~27日 開催

 ツーリズムEXPOジャパン2019(10月24日~27日開催)に出展したインドネシア共和国。ブースでの出展内容についてに別記事でお伝えしているとおり(関連記事「【ツーリズムEXPO 2019】民族衣装と伝統の踊り、コーヒーも楽しめる『ワンダフル インドネシア』」)だが、折りしも同時期のインドネシアではジョコ・ウィドド大統領の2期目がスタート。ジョコ大統領の第1期目は観光省が観光政策を担ってきたが、新たに発足した政権では観光クリエイティブ・エコノミー省へと変わり、地方などの観光開発とそれに伴う産業育成にも取り組む新たな体制となった。

 インドネシアにとって観光業は主要セクターの1つであり、そのなかで最も高いシンポを遂げているといい、現在では業種別で第4位、将来は第2位になると予測されている。

観光クリエイティブ・エコノミー省「ワンダフル インドネシア」ブースの様子

 ツーリズムEXPOジャパン2019にあたって、インドネシアから国際マーケティング担当観光副大臣のニア・ニスカーヤ氏が来日。会期後半には北海道で行なわれたG20観光大臣会議にも出席している。

 ニア・ニスカーヤ氏は来日にあたり、「バリ島は日本人に最も人気の観光地ですが、インドネシアの楽園のほんの一部に過ぎません」とし、2019年度にジョコ・ウィドド大統領が設定した、「トバ湖(北スマトラ)」「ボロブドゥール(中部ジャワ)」「ロンボク島のマンダリカ(西ヌサ・トゥンガラ)」「ラブハン・バジョー(東ヌサ・トゥンガラ)」「リクパン(北スラウェシ) 」という5つの新たな観光地が広く認知されるよう期待を寄せている。

 また、「世界最大の群島と多様性の国として、インドネシアは訪問するすべての場所があなたに楽園を提供しています。インドネシアは地方から派生した何百もの文化が互いに歩み寄り成り立つ巨大な国です。インドネシアの各地域のユニークな自然、文化、遺産をご覧ください。手つかずのビーチ、山、湖、そしてより多くの快適な観光地だけでなく、全国の都市を結ぶ壮大な航空網でお楽しみください」とのメッセージを発表している。

インドネシア共和国 観光クリエイティブエコノミー副大臣のニア・ニスカーヤ氏