イベントレポート

【ツーリズムEXPO 2019】クラシックカーの聖地、キューバの街並みで記念写真。SNS投稿でお土産も

2019年10月24日~27日 開催

1950年代のアメ車が現役のキューバ。ブースではクラシックカーの立て看板で写真が撮れる

 世界最大級の旅イベント「ツーリズムEXPOジャパン2019」が10月24日から27日までの4日間にわたり、インテックス大阪(大阪市住之江区)で開催されている。

 冷戦時代から日本とは交流があったキューバは、2015年にアメリカとの国交を回復したことを機に観光目的での渡航者も急増、カリブ海の新たな観光地として世界中から注目されている。キューバといえば首都ハバナやカリブ海のビーチのイメージが強いが、スペイン統治時代の建造物なども多く遺されており、それらの一部はユネスコの世界遺産に登録されているほか、レメディオス祭などの情熱的な祭りなども開催されている。

 また、1959年のキューバ危機以降輸入車が途絶えていたキューバでは、革命以前に輸入されていたアメリカ車、もしくはソ連製の自動車を使用するしかなかったため、現在でも当時のアメ車が繰り返し修理を経て街を走っている。クラシックカーの聖地と言われるのはこうした経緯からだ。ブースで話を聞くと、これらのクルマは首都ハバナのタクシーでも使われており、なかにはオープンカーもあるとのこと。

 ブースではスペイン統治時代を思わせるヨーロッパ風の街並みをバックに、アメ車の立て看板で写真を撮ることができる。記念写真を撮りSNSに投稿すれば、クリアファイルなどの記念品がもらえる。また、マラカスやボンゴというキューバで生まれた楽器なども展示されている。

アメ車やハバナの街並みをバックに記念撮影。SNS投稿で景品ももらえる
伝統の楽器なども展示