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大韓航空、「プレミアムクラス」新設。シートはエコノミーの約1.5倍の空間、ビジネスクラスの機内食
2025年8月6日 14:42
- 2025年9月中旬 運航開始
大韓航空は、プレステージ（ビジネス）クラスとエコノミークラスの間に位置する新しい座席ランクとして、「プレミアムクラス」を設定すると発表した。プレミアムクラスは、11機のボーイング 777-300ER型機に導入し、9月中旬から順次中短距離路線で運航する。
対応するシートは2-4-2の配列で、合計40席を用意。前後の間隔は39～41インチ（約100cm）、シート幅は19.5インチ（約50cm）、リクライニング角度は最大130度まで可動し、エコノミークラスと比較すると約1.5倍のスペースを占有する。
各シートは、足の疲れを軽減するための可動式レッグレストとフットレストや、ヘッドレスト両側に前面へ伸びたプライバシーウイングを備え、プライバシーにも配慮した設計。また、4K高解像度画像出力の15.6インチサイズのモニターも完備する。
付随するサービスは、プレステージクラスと同様のメニューを同じ食器で提供する機内食に加え、空港でのモーニングカームカウンターを利用した搭乗手続き、委託手荷物の優先受け取り、Sky Priority基準での優先搭乗などが受けられる。
運賃は、エコノミークラスの約110％の価格帯を予定している。
なお今回の導入に伴い、ボーイング 777-300ERで客室の全面リニューアルを実施した。全クラスでの機内Wi-Fiの利用のほか、シートが一部変更となり、プレステージクラスは「プレステージスイート 2.0」を1-2-1の配列で、エコノミークラスは「ニューエコノミー」を3-4-3の配列で設置した。
