ニュース
伊香保に「大江戸温泉物語Premium」開業。新ラウンジや客室を見てきた! バイキングは“群馬県産豚の炙りロースト”が美味
2025年7月4日 20:00
- 2025年7月7日 開業
大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツは、7月7日に開業する「大江戸温泉物語Premium 伊香保」(群馬県渋川市伊香保町伊香保592-1)をメディアに初公開した。旧大江戸温泉物語 伊香保の一部客室や大浴場、レストランなどを改修し、スタンダードから「大江戸温泉物語Premiumシリーズ」へとアップグレードしたもので、約2か月間の休館を経てリニューアルオープン。全国では22店舗目、関東エリアでは鬼怒川観光ホテル、ホテルニュー塩原に続く3店舗目のPremiumシリーズとなる。
国内有数の温泉地・群馬県は伊香保温泉にあり、関越道 渋川伊香保ICからはクルマで約30分、JR渋川駅からは路線バスで約30分。そぞろ歩きが楽しい温泉街中心部や、伊香保のシンボル「石段街」にもほど近い。
リニューアルした施設最大の特徴は、ロビー奥に新設した「プレミアムラウンジ」。以前は昭和レトロ感のあるゲームコーナーがあった部分を、滞在中は自由に過ごせる広くて開放的なくつろぎスペースとした。ここではビールやワインといったアルコール含む各種ドリンクを無料で楽しめ、暖炉の揺らめく炎に癒やされたり、群馬・伊香保にまつわる書籍や観光ガイドブックを読んだりと、チェックイン時や就寝前のリラックスタイムにも活用できる。また、伊香保石段街をイメージして石材を内装デザインに取り入れたシックで風情のある“和モダンさ”もポイントだ。
大浴場では、伊香保温泉が誇る2つの源泉「黄金の湯」と「白銀の湯」をひとつの宿にいながら堪能することができる。鉄分を多く含み保湿効果が高いとされる茶褐色の「黄金の湯」は野趣あふれる岩露天風呂で、健康増進や美肌効果が期待できる無色透明の「白銀の湯」は内湯で引いており、泉質の違いを比べてみるのも楽しい。また、内湯の一部をリノベーションして半露天風呂エリアを備えたほか、洗い場ひとつひとつに仕切りを設け、快適性とプライベート空間を確保した。
さらに、新設した「湯上りラウンジ」でもアルコール含むドリンクやアイスキャンディーを無料で提供する。
夕朝食の豪華バイキングを楽しめるレストランは、新たに店名を「風雅」とし、フロア面積を拡張、シェフが目の前で調理するライブキッチンを設けるなど全面的にリニューアル。
大江戸温泉ならではの豊富な和洋中メニューに加え、伊香保では群馬県産豚の炙りロースト、群馬県産舞茸天ぷら、ブランド野菜「天狗印枝豆」の塩ゆで、郷土料理「鳥めし」風小鉢、上州グルメの豚すき焼き、幅広モチモチ麺が特徴の「おっきりこみうどん」に野菜やきのこたっぷりの「こしね汁」、こんにゃくともつだけでじっくりと煮込んだ「豚もつ煮込み」など、群馬の山の恵みを存分に活かしたご当地グルメが満載。
ちょうど7月からは、大江戸温泉物語グループ全国70施設で「夏のバイキング」がスタートしており、彩り豊かなシーフードサラダやサーモンのカリフォルニアロール寿司、子供も好きなたこ焼きや串揚げといった限定メニューも揃っている。このほかドリンクやデザート、ハーゲンダッツのアイスクリームなども食べ放題となる。
全40室ある客室は、従来からの和室、洋室、和洋室に加えて、一部客室をリノベーションした「和ベッドルーム」と「露天風呂付き和ベッドルーム」が誕生。就寝時はベッドで快適に、くつろぐときは畳で手足をのばしてリラックスできる、和と洋の利便性を兼ね備えた客室タイプで、大人の旅はもちろん、小さな子供連れ家族にもお勧めという。
ほかにも、お土産ショップ、卓球コーナー、まんがコーナー、カラオケルームなど滞在中の楽しみを揃えており、大江戸温泉物語Premium 伊香保 支配人の井上悟氏は「地域とともに皆さまに愛される宿を目指していく。スタンダードな大江戸温泉からグレードアップした館内で、名湯や豪華な食事とともに伊香保の風情を味わってほしい」と語った。