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西鉄、2026年4月の運賃改定が認可。福岡(天神)~久留米は640円→720円

2026年4月1日 改定
現行と比較した改定率

 西日本鉄道は、9月17日に行なった鉄道旅客運賃の変更認可申請について、12月24日付けで国土交通大臣から認可されたと発表した。実際の運賃改定は2026年4月1日の予定。

 変電所の更新や災害対策など設備投資が増大することや、人件費・動力費の増加を主な改定理由としている。鉄道駅バリアフリー料金制度は運賃に含む形で廃止し、全体の改定率は12.4%となる(現行運賃に鉄道駅バリアフリー料金を含めた改定率)。

 普通旅客運賃の改定率は11.1%で、初乗りは170円→180円に。貝塚駅~西鉄新宮駅間に相当する11キロの運賃は320円→360円、西鉄福岡(天神)駅~西鉄久留米駅間に相当する39キロの運賃は640円→720円となる。

 通勤定期旅客運賃の改定率は15.6%。西鉄福岡(天神)駅~西鉄久留米駅間での1か月定期は2万3690円→2万7330円に値上がりする。通学定期旅客運賃は9.0%の改定となる。

キロ程表
普通旅客運賃表
通勤定期旅客運賃表