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大江戸温泉Premiumにリニューアルした「ホテルニュー塩原」に行ってみた。和モダン客室に美肌の湯、全面改装のレストランも
2025年2月27日 15:00
- 2025年3月1日 開業
大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツと湯快リゾートは、「大江戸温泉物語Premium ホテルニュー塩原」(栃木県那須塩原市塩原705)を3月1日に開業する。
かつてサウンドロゴのテレビCMで知られたホテルニュー塩原は、2010年2月に大江戸温泉が運営を引き継ぎ、今回そのプレミアムラインへリニューアルを遂げる。
本館客室は一部を「和モダンルーム」に
「大江戸温泉物語Premium ホテルニュー塩原」は、川を隔てて本館と湯仙峡に分かれており、今回のリニューアルで感じた魅力は客室、温泉、プレミアムラウンジ、レストラン「オーロラ」の4点。
まずは客室だが、一部の客室を和モダンルームにリノベーションしている。就寝時にはベッドの利便性を、くつろぎ時間には畳でのんびりと手足を伸ばせる快適性を合わせ持った部屋へと進化している。
「大江戸温泉物語Premium ホテルニュー塩原」は本館と湯仙峡それぞれに大浴場があり、館内湯めぐりを満喫できる。このリニューアルで「本館 大浴場」がダークトーンの落ち着いた雰囲気となっている。洗い場には仕切りを設けるなど、使い勝手のよい清潔感あふれる空間に生まれ変わった。
「夢の架け橋」で別館の湯仙峡へ
さて、本館から湯仙峡へ移動しよう。湯仙峡への扉を抜けるとそこには「夢の架け橋」がかかっている。まるで竜宮城への架け橋かと思わせる内装が気分を高揚させてくれる。
こちらで内覧した部屋はスーペリア和洋室ツイン。ベッドカバーの色は本館とは異なり、高級感がある。畳は浴衣姿でのんびり語らいやくつろぎのスペースとなっている。
湯仙峡の温泉も超オススメ。開湯1200年の名湯である塩原温泉は天然成分豊富な保湿美肌の湯として長年親しまれてきている。檜の香りに癒される檜風呂や、深さ110cmの湯船に立ったまま入る立ち湯など、多様な湯船を楽しむことができる。
湯仙峡にプレミアムラウンジ、本館レストランは全面改装
湯仙峡には今回のリニューアルの目玉、プレミアムラウンジがある。通称「滝見ラウンジ」だ。館内で最も景観がよい場所に位置しており、七絃の滝の雄大な景色を望めるウッドデッキにも注目。夜間はライトアップされるので、昼とは違った幻想的な雰囲気を楽しむことができそうだ。アルコールやソフトドリンクを無料で用意しているので、好きなドリンクを片手にゆっくりとくつろげる。
本館に戻ろう。今回のリニューアルに伴い、レストランは全面改装された。新設したロの字形の料理ボードはメインホール全体から見通すことができ、かつ機能的な動線となっている。
温泉で心も身体も癒され、ご当地メニューや季節を感じる食材でおなかも満たされたら、ゲームコーナーやカラオケ、卓球やボーリングなど豊富なアミューズメントを楽しもう。もちろん、お土産も。
実は筆者はリニューアル前のホテルニュー塩原へ家族で行ったことがある。そのときからファミリー向けの優しい雰囲気に包まれており、存分に楽しんだ。施設も大きくゆったりとしているため、とてものんびりできたことを覚えている。
今回のリニューアルで魅力的なのはやはりレストラン「オーロラ」の全面改装だろう。家族連れにとって夕食と朝食は一大事である。親が満足しても子供たちが食べられるものが少ないと大問題に発展するからだ。その点、ポテトや鳥の唐揚げ、エビフライ、春巻き、餃子など、どの年代にも好まれるメニューも多く、家族連れへの十分な配慮も感じることができた。
さらに湯めぐりで本館の大浴場だけでなく、湯仙峡の多様な湯船を堪能し、湯上がりラウンジや滝見ラウンジで無料のドリンクを楽しむ(本館にはまんがスペースも)のもよさそうだ。