ニュース
大江戸温泉の「TAOYA南志摩」に行ってきた! まるで地中海リゾート、伊勢志摩グルメも充実の絶景ホテルが開業
2025年9月19日 21:29
- 2025年9月24日 開業
大江戸温泉物語グループは、9月24日に開業する温泉リゾートホテル「TAOYA南志摩」(三重県志摩市浜島町浜島1645)をメディアに初公開した。昨秋に新規物件として取得し、約4か月間にわたる改修工事を経てオープンするもので、三重県内では「TAOYA志摩」「大江戸温泉物語Premium 伊勢志摩」「大江戸温泉物語Premium 鳥羽彩朝楽」「大江戸温泉物語 志摩彩朝楽」に次ぐ、5つ目の施設。
伊勢志摩国立公園の南端に位置する浜島温泉にあり、真珠養殖の発祥の地としても知られるリアス式海岸の雄大な自然と「日本の夕陽百選」にも選ばれる風光明媚な景色、三重県食材をふんだんに使ったグルメが楽しめる。また、グループ最上級ブランドである「TAOYA」は、食事や夕食時のアルコール、ラウンジで提供されるドリンクや夜食、湯上りラウンジのマッサージチェアなど、施設内サービスがほぼ宿泊料金に含まれる「オールインクルーシブ」制を採用しているのもポイント。チェックイン直後からチェックアウト前まで、滞在中は自由に寛ぐことができる。
潮風に癒やされる「オーシャンラウンジ」と重厚感のある「暖炉ラウンジ」
南志摩のデザインコンセプトは「プチ・アマルフィ」。イタリア南部の地中海リゾートをオマージュした大人の非日常を、館内のいたるところで味わえるのが最大の特徴だ。
宿に到着するとまず、ロビーフロントの奥に設けた2つのラウンジが出迎える。1つは、潮風と波音が心地いいオープンエアの「オーシャンラウンジ」。水盤やチェアを設置しており、まさに地中海リゾートにいるようなロケーション。
2つ目は、中央に暖炉を配した室内の「暖炉ラウンジ」。ここではお酒類を含むフリードリンクに加え、夜食の「クリーミーカレーうどん」も提供する。
全93室がオーシャンビュー。3室限定で「露天風呂付客室」も
客室は全93室がオーシャンビュー。和室、洋室、和洋室のほか、新設した「スタンダード和洋室ツイン」(約77m2、定員1~6名、シャワーブースのみ)や「スタンダードトリプル」(約50m2、定員1~4名、内風呂あり)、「スーペリア露天風呂付和洋室トリプル」(約84m2、定員1~6名、内風呂なし)など全10種類のタイプを擁し、メインターゲットである大人のカップルや夫婦のみならず、家族旅行やグループ利用にも対応する。
なかでも和の温かみと洋の機能性をいいとこどりした「スタンダード和洋室ツイン」と3室限定「露天風呂付客室」のタイプは、広々とした室内に大きなベッドを配置し、畳の小上がりスペースや海の絶景を堪能できるソファ兼デイベッドを完備している。小さな子供連れやプライベート性を重視したい派にもおすすめだ。
価格の一例として、スタンダード和洋室ツインは1泊2食付き1人あたり2万3600円~(平日大人2名利用時)。
大浴場は“インフィニティ温泉”。シャワーやドライヤーもこだわりのメーカー
大浴場は、海の絶景を一望できる“インフィニティ温泉”の造りになっており、浜島温泉に浸かりながらまるで雄大な太平洋の青に溶け込むかのよう。黄金色に染まるマジックアワーや清々しい朝など、時間帯によって異なる趣が楽しめる。
男女それぞれに、広めの洗い場、サウナ、水風呂を完備しているほか、開放的な露天風呂には外気で涼める“ととのい椅子”も。さらに、シャワーはすべて「ミラブル」で、ヘアドライヤーは「ReFa」と「ダイソン」。ジャンプーやボディソープ、化粧水などのアメニティーもいくつか種類を用意している。
また併設の「湯上りラウンジ」では、サーバーから注ぐ生ビールやアイスキャンディーをサービスする。
ディナーは、伊勢志摩の恵みたっぷり“地中海グルメバイキング”
食事はレストラン「Sera(セーラ)」でバイキングを提供。イタリアの田舎町をイメージした店内は広々していて、こちらも海一望のロケーション。
料理のテーマは「伊勢志摩の海の幸を用いた地中海風料理」。卓上コンロで作るパエリアや南イタリアの郷土料理レモンクリームパスタ、オーブンで焼きたての熱々ピッツア、さらに、ライブキッチンで提供する「TAOYA特製ローストビーフ」は三重県のあおさとオイスターのクリームソースで味わえる。
そのほか、地中海野菜のトマトソースでいただく三重県産豚のシュニッツェル(カツレツ)、錦爽どりとじゃが芋のローストハーブレモンソルト添え、松坂牛入りコロッケといった肉料理が揃う。
和食では、新鮮なお造りをはじめ、三重県産こしひかりに好きなネタをのっける海鮮丼、牡蠣めし、伊勢うどん、鳥羽あかもくとアサリの和え物、カツオの手こね寿司と、主役級ご当地グルメがラインアップしている。
デザートも、伊勢抹茶わらび餅からパッションフルーツの南国ココナッツムース、ハーゲンダッツアイスクリームまで食べ放題。ビールやワイン、三重県のお酒といったドリンクも追加料金なしで楽しめる。
千葉支配人「大切なパートナーとゆったり、かけがえのない時間を過ごしていただきたい」
開業に先立ち行なった内覧会では、TAOYA南志摩 支配人 千葉拓哉氏が施設について説明。「太平洋の絶景と海の幸グルメを思う存分ご体感いただく温泉リゾート」であり、そのコンセプトの核となるのが目の前に広がるロケーション。「ここから望む夕日、空と海が一体となって黄金色に染まる光景は、息を吞むほどの美しさです」とアピールした。
また、ホテル周辺には観光スポットが点在しており、英虞湾の景色がミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで1つ星を獲得した「横山展望台」、異国情緒あふれるテーマパーク「志摩スペイン村」、そして三重県を代表する「伊勢神宮」と門前町の「おかげ横丁」など、TAOYA南志摩を起点にアクセスしやすいのも魅力という。
最後に「唯一無二の絶景、伊勢志摩が誇る豊かな食、そして心身を癒やす温泉。これらすべてを満喫いただきながら、大切なパートナーとゆったり、かけがえのない時間を過ごしていただきたい」とした。


















































































