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東京ディズニーシーの新テーマポート「ファンタジースプリングス」の魅力を開発担当者が直伝! <ピーターパンのネバーランド 編>
2024年2月27日 16:02
- 2024年2月27日 開催
東京ディズニーリゾートは、新テーマポート「ファンタジースプリングス」のグランドオープン100日前を祝ってセレモニーを開催した。
ファンタジースプリングスは、東京ディズニーシーの8番目となるテーマポート。“魔法の泉が導くディズニーファンタジー”の世界をテーマに、「フローズンキングダム」「ラプンツェルの森」「ピーターパンのネバーランド」の3エリア、さらに「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」で構成される。
セレモニーでは、ウォルト・ディズニー・イマジニアリング社の開発担当者によるエリアの魅力解説も実施された。本稿では、ディズニー映画「ピーター・パン」の世界を楽しめるエリア「ピーターパンのネバーランド」について紹介する。
ウォルト・ディズニー・イマジニアリング エグゼクティブ・プロダクション・デザインのデイビッド・エドミンスター氏によれば、同エリアは「1954年公開の映画に登場するネバーランドを初のフルサイズで再現。ワニの入江や髑髏岩、さらにフック船長の海賊船ジョリー・ロジャー号も停泊」しているという。
「しかも海賊船に乗り込むと机の上にはフック(鍵爪)があり、“フック船長のフック”で撮影が楽しめます」と、笑顔で語ってくれた。
また、難波船やネバーランドに流れ着いたものたちで作られたレストラン「ルック アウト・クックアウト」の造形にも注目してほしいという。
さらに同エリアでは、映画に登場するロストキッズの一員となって楽しめる新アトラクション「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」がオープンする。
こちらはピクシーダストによってふわりとビークルが浮かび上がる体験が叶うんだとか。ここだけの話、ジョンを助けたあとにも……ということだが、実際に乗って味わってみてほしい。
また、クラシカルな2次元の世界を3次元に変えることができた部分にも言及。フック船長にスミー、ロストキッズたちに出会えるのも見どころだ。
続いて、もう1つの新アトラクション「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」について、ウォルト・ディズニー・イマジニアリング クリエイティブ・ディレクター/コンセプトデザインのナー・グワン・チャン氏もこだわりを熱く語ってくれた。
同氏によると「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」は、ネバーランドの妖精の谷「ピクシー・ホロウ」一色に広がる世界観を家族で楽しめるアトラクション。
エントランスから仕掛けたっぷりで、エントリーポータルにはティーポットで作られたティンカーベルのお家も。ピクシーダストが煌めく様子もポイントだという。
アトラクションでは、SUMMER GRADE(夏の湿地)、AUTUMN HARVEST(秋の森)、WINTER WOODS(冬の森)、SPRING VALLEY(春の谷)を巡り、ティンクのデリバリーサービスをお手伝い。
氷の路面や模様を描いてもらうために待つ虫たち、さらにどんぐりのサイロに巨大なひまわり畑など、とびきりのスマイルで「妖精目線で楽しめる!」と話してくれた。
©Disney