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東京ディズニーシーの新テーマポート「ファンタジースプリングス」の魅力を開発担当者が直伝! 〈フローズンキングダム 編〉

2024年2月27日 開催

東京ディズニーシーの新テーマポート「ファンタジースプリングス」の「フローズンキングダム」

 東京ディズニーリゾートは、新たなテーマポート「ファンタジースプリングス」のグランドオープンが6月6日に迫るなか、100日前をお祝いするセレモニーを開催した。

「ファンタジースプリングス」は、2019年5月の工事着手から約5年、総投資額約3200億円かけて誕生する東京ディズニーシー8番目のテーマポート。「フローズンキングダム」「ラプンツェルの森」「ピーターパンのネバーランド」さらに「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」で構成され、新たにアトラクションやレストラン、ショップ、ホテルが誕生する。

解説の際には「フローズンキングダム」最新映像が放映された

 セレモニーでは、ウォルト・ディズニー・イマジニアリング社の開発担当者がエリアの魅力を解説。映画「アナと雪の女王」後の幸せなアレンデール王国の世界が体感できる「フローズンキングダム」の見どころを、ウォルト・ディズニー・イマジニアリング シニア・クリエイティブ・ディレクター マシュー・アビバ氏が最新映像とともに紹介してくれた。

ウォルト・ディズニー・イマジニアリング シニア・クリエイティブ・ディレクター マシュー・アビバ氏

 マシュー・アビバ氏は、アトラクション「アナとエルサのフローズンジャーニー」について解説。同氏によると、新たなエリアは、映画のあとの幸せな世界が広がるという。「ディズニーパークで初めて映画とうりふたつの世界に足を踏み入れることができる」とし、壮大なフィヨルドが輝き、氷の宮殿がそびえる圧巻の風景が待っていると話した。

壮大なフィヨルドと遠くに氷の城が眺められる「フローズンキングダム」
昼と夜で異なる表情が楽しめる

 さらに、ゲストは橋を渡り中庭へと向かうことも。また一方で魅力的な街並みを感じるエリアもあるという。アレンデール城はレストラン「アレンデール・ロイヤルバンケット」として楽しめ、映画の中でも印象的だった「生まれてはじめて」の歌唱シーンで登場した絵画なども飾られているそうだ。「レストラン内は、素朴で上品に仕上げた」と話す。

「アレンデール・ ロイヤルバンケット」の外観

 また戴冠式が行なわれたホールに足を踏み入れることも。ローズマリングが描かれタペストリーが飾られるなど、まさに映画に没入したかのような時間が過ごせるという。「玉座にもぜひ座ってみて!」とのことだ。

ローズマリングが描かれた高い天井のホールへ。玉座にも座れるそうだ

 そして同エリアのハイライトであるアトラクション「アナとエルサのフローズンジャーニー」の詳細についても言及。北欧文化感じる佇まいなうえ、アトラクション内では「シーンとボートの動きがシンクロする」と話す。さらに、パビーがストリーテラー的な役割を担うとも。パビーのラベンダーカラーの魔法で過去に遡り……と、まさに映画の中へと入ってくような感覚だという。

アトラクション「アナとエルサのフローズンジャーニー」の外観

 なお、同氏は「実際に乗ってからのお楽しみ」としつつ、アトラクションの秘密についても教えてくれた。一番の見どころは「エルサの魔法」とのこと。本能的な音楽体験と最新の特殊効果・技術によりエルサの氷のお城のあのシーンを再現しているという。また、ラストシーンのアナに命が戻ってくるシーンも含め、素晴らしい体験になること間違いなしと太鼓判を押した。

「アナとエルサのフローズンジャーニー」の内観