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就航直前！ ANA新ブランド・エアージャパンの機内を見てきた。峯口社長「エッジを効かせたサービスを体験してほしい」
2024年2月6日 15:22
- 2024年2月6日 公開
- 2024年2月9日 就航
AirJapan（エアージャパン）は、2月9日に就航を迎える1号機の機内を公開した。同社はANA傘下の中距離国際線の新ブランドで、初就航地はタイ・バンコク。いよいよ2月9日にその初便を迎える。
およそ1年前にシートと制服を公開しており、2023年8月には就航地と就航日を発表。その後、第2・第3の就航地として韓国・ソウル（2024年2月22日就航）、シンガポール・チャンギ（4月26日就航）を決定するなど、着々と準備を進めてきた。
公開に先立ち登壇したエアージャパン 代表取締役社長の峯口秀喜氏は、「エッジを効かせたサービス・ブランドになる。そこを体験してほしい」と述べたほか、初便は往復とも満席の予約が入っていること、2月中のバンコク線は90％の予約率であることなど、好調な滑り出しになっていると紹介した。
エアージャパンの成田～バンコク線（2024年2月9日～）
NQ1便：： 成田（17時55分）発～バンコク（23時15分）着、月・水・木・金・土・日曜運航
NQ2便：： バンコク（00時15分）発～成田（08時10分）着、月・火・木・金・土・日曜運航
エアージャパンの機材はボーイング 787-8型機で、全席エコノミークラスの324席。シートデザインはAcumen、製造はSafranが手掛けており、座席幅は17.5インチ（約44cm）、シートピッチは32インチ（約81cm）。同社がメインターゲットに据えるインバウンドの旅客もゆとりをもって座れるよう、足元を広めに設計している。シート表面は環境負荷の低い合皮製で、コーポレートカラーである曙色をステッチに取り入れているほか、肉厚の可倒式ヘッドレストが目を引く。
電源コンセントは用意していないが、各席に充電用のUSB Type-A/Cポートを1系統ずつ設けており、そのすぐ横にテーブルとは独立したスマホ/タブレットスタンドを装備する。個人用モニターがないため、乗客は手持ちのスマホ/タブレットを使って機内Wi-Fiに接続、映画・ビデオなど機内エンタテイメントを観賞する仕組みになっているが、充電しつつ映像を見やすい位置で固定できるのでスタンドの存在はありがたい。テーブル関連では、カップホルダーが独立しているのも特徴的な部分だ。
