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エアージャパン、第3の路線・成田~シンガポールを開設。峯口社長「手頃な運賃で新たな選択肢を」

2024年4月26日 就航

エアージャパンが成田~シンガポール線を就航した(提供:エアージャパン)

 AirJapan(エアージャパン)は4月26日、成田~シンガポール線を週5往復で就航した。

 エアージャパンはANA傘下の中距離国際線の新ブランドで、初就航地は2月9日開設のタイ・バンコク。同22日に韓国・ソウルに就航しており、今回が第3の就航地になる。

エアージャパンの成田~シンガポール線(2024年4月26日~)

NQ3便: 成田(17時35分)発~シンガポール(23時55分)着、月・木・金・土・日曜運航
NQ4便: シンガポール(00時55分)発~成田(09時10分)着、月・火・金・土・日曜運航

 初便はほぼ満席になっており、代表取締役社長の峯口秀喜氏は、「ご存じのとおり、日本とシンガポールは旅行、そしてビジネスを目的とする多くの往来があり、その数はコロナ前の2019年において年間約140万人に上りました。シンガポールからは、多くの方々が1年を通じて日本各地の観光地を訪れ、日本の食文化や温泉などさまざまな楽しみ方をされております。一方、日本からは、近未来的な都市景観を持ちながらも、緑が溢れ多様な文化が共存するエキゾチックな魅力に引かれ、多くの方がシンガポールを旅行されています」と就航の背景を説明。

「現在、円安の影響もあり、海外旅行のハードルが高い状況ですが、お手頃な運賃のエアージャパンにより、新たな旅行先の選択肢をご提供できるものと思っております。私たちの最大の特徴は、ゆったりくつろげるシートです。シンガポールまでの快適な空の旅をお楽しみください」と続けた。

 初便の利用者は324席中313名(+幼児2名)で、17時38分にブロックアウト、18時6分にシンガポール・チャンギ国際空港へ向けて離陸した。

就航式典で登壇する株式会社エアージャパン 代表取締役社長 峯口秀喜氏(提供:エアージャパン)