ICOCAがApple Payに対応。iPhoneやApple Watchで支払いやチャージが利用可能に

Apple PayでICOCAのサービスが利用開始

　JR西日本は、Apple PayでICカード乗車券のICOCAが使えるサービスを開始した。対応端末はiOS 16.0以降がインストールされたiPhone 8以降、またはwatch OS 8.7.1以降がインストールされたApple Watch Series3以降で利用できる。

　iPhone、Apple Watch搭載のウォレットアプリに手持ちのICOCAカードを移行か新規発行すると、端末をタッチするだけで交通利用や買い物の支払いができるようになる。クレジットカードをウォレットアプリやICOCAアプリに設定すれば、券売機に並ばなくてもチャージや定期券の購入ができる。ICOCAアプリにJ-WESTカードを設定・利用すればWESTERポイントがたまり、たまったWESTERポイントはICOCAアプリでのチャージに使える。

クレジットカードをアプリに設定で、チャージや定期券購入が可能に

　端末に追加する方法は、iPhoneのウォレットアプリで、追加ボタン（+）をタップ、「交通系ICカード」を選択し、「ICOCA」を選択して、画面の案内に従って操作する。さらに、ICOCAアプリをダウンロードしてWESTER会員登録すると、定期券の新規購入や払いもどし、サポートセンターによるサポートが利用できるようになる（※一部、移行できないICOCAカードがある）。

改札タッチ（iPhone）

改札タッチ（Apple Watch）

　Apple PayのICOCAは、端末のロック解除やアプリの起動をすることなくカード使えるエクスプレスカード機能や、標準搭載の「探す」アプリで紛失した端末を遠隔ロックや見つける機能が使える。またiPhone XS以降では、端末の充電が必要な状況になっても最大5時間まで支払い機能が使える。