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大阪門真のららぽーと・三井アウトレットパークが現地公開! 開業迫る施設内に入って飲食・店舗エリアを見てきた
2023年2月8日 19:30
- 2023年2月8日 公開
三井不動産は、4月17日にオープンを予定している同社初の2業態複合型商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと門真・三井アウトレットパーク大阪門真」の現地内覧会を実施。報道陣に進捗状況を公開した。
本施設は、京阪本線・大阪モノレール 門真市駅から徒歩約8分。国道163号線と大阪中央環状線にも接道し、近畿自動車道 門真ICも至近にありアクセス良好。2029年には施設直結の大阪モノレール新駅の開業も予定されている。
同一建屋内の1階と3階に三井ショッピングパークららぽーと門真、2階に三井アウトレットパーク大阪門真を配し、ワンストップで日常的な買い物から、ブランドショッピングなどの非日常の買い物体験を実現するとしている。
敷地面積は約3万5200坪。店舗建屋は、地上4階建て延べ床面積約3万1100坪。地上6階建ての立体駐車場2棟を併設。約4300台の車両を収容できる。
1階と3階のららぽーと門真には大阪初出店19店舗、新業態11店舗を含めた153店舗が出店。1階にはフロアの約半分の面積(9600m2)を占める、食のゾーン「門真うまいもん街」を配置し、市場・食物販・レストラン・スーパーマーケット・ファストフード・カフェを集約する。なかでも市場は大阪の食の台所「黒門市場」公認の市場で、11店舗が出店する。
3階にはウルトラマンの世界観を表現した関西初登場の「ウルトラアスレチック」や、日本初登場すみっコぐらしの世界観でおままごとやお店屋さんを体験できる「すみっコぐらしあそびスタジオ」などのアミューズメント施設をはじめ、1000席超の座席を持つフードコート「Food Terrace」を設置。地元の人気店や商業施設初出店店舗を含む16店舗が出店する。小上がり席やコンセント付きの個人席も用意し、家族連れから個人客まで利用客のあらゆるニーズに応える。
2階の三井アウトレットパーク大阪門真は、3月12日に閉館予定の三井アウトレットパーク大阪鶴見が拡張移転リニューアルとしてオープンする。大阪鶴見に出店している64店舗中40店舗が大阪門真へ移転。海外人気ブランドや、アウトレット初出店のブランドを含めた50店舗が新たに出店し、計98店舗と大幅に規模が拡大する。また、1店舗あたりの面積も平均1.4倍に拡充し、広々とした空間で商品構成を充実させるとしている。
そのほか、さまざまなイベントが開催できる広場を屋内外に設置。
屋上にはアウトドアブランド「LOGOS」の新業態「LOGOS CAFE&HIROTA」を中心に、キッズプレイゾーンや、多目的広場として買い物客や地域の人々の憩いの場所となる「空の広場」を設置。
施設中央1階には各フロアをつなぐ吹き抜け空間に300インチの大型ディスプレイを備えたセンターコートを配置。昨年11月に開業した「ららぽーと堺」でも好評な各種スポーツイベントを実施する予定という。
電車やモノレールなどの公共交通機関を利用して来館する利用者が最初にくぐるメインエントランス部分には、くすのきがシンボルとなる「くすのき広場」を設けくつろぎの空間を創出する。施設の屋内外に多数のイベント広場を配することで、ポストコロナを見据えた人と人とのリアルな接点を提供するとしている。
報道公開に先立ち、施設概要説明に立った三井不動産 商品施設本部 リージョナル事業部の相澤宏輔氏は、「ららぽーととアウトレットをそれぞれで展開してきたが、門真という立地は足元商圏が厚く大阪市内からのアクセスもよく、中広域のお客さまの利便性も高いと予測し、2ブランドで出展した。(ららぽーとの)日常的な便利さと(アウトレットパークの)非日常を掛け合わせることで、さらなる相乗効果を狙っていきたい」と抱負を語った。
本施設は、パナソニック工場跡地を活用した大規模複合街づくり型開発事業の一環で、工場跡地を4つの街区に分けて開発。「三井ショッピングパーク ららぽーと門真・三井アウトレットパーク大阪門真」はその中核をなす施設となる。
なお、住宅街区には155戸を有する11階建ての大規模分譲マンションが2023年度中の竣工・入居を予定。小売街区には今夏、会員制倉庫型店舗「コストコホールセール門真倉庫店」が隣接する敷地に開業を予定しており、三井不動産は「三井ショッピングパーク ららぽーと門真・三井アウトレットパーク大阪門真」開業後も活気ある街作りに貢献したいとしている。