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11月8日開業「ららぽーと堺」にさっそく行ってみた。地上3階の施設を大量の写真で紹介!
2022年11月7日 14:13
- 2022年11月8日 開業
三井不動産と三井不動産商業マネジメントは11月8日、大阪府堺市美原区に地上3階建ての大型ショッピングセンター「三井ショッピングパーク ららぽーと堺」(大阪府堺市美原区黒山22-1)をオープンする。
国内18番目、関西エリアでは「ららぽーと甲子園」「ららぽーと和泉」「ららぽーとEXPOCITY」に次ぐ4施設目となる。
ららぽーと堺は大阪府堺市美原区中心部に立地。大阪を南北につなぐ主要幹線道路である国道309号に接道し、阪和自動車道 美原北IC・美原南ICに近く、堺市だけではなく奈良方面など広域からの集客も見込む。
また、施設中央に本格的なイベントの開催も可能な、ららぽーと初の屋内型スタジアムコート「Fansta XROSS STADIUM」を備え、出店店舗数も堺市初出店97店舗(うち関西初出店は33店舗)を含む212の店舗が出店。そのうち「食」に関わる店舗が全体の4割53店舗と、「食」にこだわった施設でもある。
施設の目玉でもある約1400人が観覧可能な屋内型スタジアムコート「Fansta XROSS STADIUM」は、本格的なイベントや遊び体験ができる空間をコンセプトとしており、施設の中央1階に位置している。
なかでも吹き抜け空間を利用した商業施設の屋内型ビジョンとしては最大級542インチ(12×6.75m)のメインビジョンはひときわ目を引き、迫力のライブビューイングやイベントなど、多彩な演出を可能とする。またスタジアムコートを取りか組むように2階壁面に設置された、昨今の競技場などで見られるリボンビジョン(全長58.5m)とあわせて、本物のスタジアムさながらの臨場感をもたらしている。
そして「Fansta XROSS STADIUM」の周囲には約380席のテラス席やベンチ席を配置。イベントなどを観覧しながら飲食を楽しめる「Sakai Food Stadium」が併設されている。
屋内型スタジアムコートとすることで、企画されたイベントが天候に左右されないメリットがある。コロナ禍の巣ごもりから、スポーツイベントやエンタメイベントを通じて、コロナ明けのリアル体験を求める顧客を確実に集客に結び付ける狙いがある。
ららぽーとはファミリー層をターゲットとしている。同施設がある堺市美原区近隣は比較的若いファミリー層や学生が多く生活しており、212店舗ある出店店舗も子育て世代の若いファミリー層や学生などを意識した店舗のラインアップとなっている。
特に食品系物販店舗や飲食店は従来のららぽーとより多い全体の4割を占めている。1階にはイベントを観覧しながら食事ができる「Sakai Food Stadium」、2階には「Sakai Food Street」そして3階にはエリア最大級1400席を超える「Sakai Food Kitchen」など飲食に力をいれている。
「食」以外にも店舗ラインアップはバラエティに富んでおり、なかには動物との触れあい体験が楽しめるアニマルカフェなども出店している。全212店舗のうち、関西圏初出店は33店舗にもおよび、堺市にあるほかの施設にはないブランドも97店舗と多数出展している。ファッション・インテリア・日用品と充実した買い物が楽しめる。
施設内には子育て世代や女性に配慮した設備も充実している。屋外には子供の遊び場、プレイゾーン「MIHARAパーク」。ドーム型遊具や、滑り台など複合遊具「プレイポートアドベンチャー」を設置。買い物に飽きた子供たちが遊べる施設も用意されている。
そのほかにもベビーカーと一緒に入れるトイレや、授乳室、オムツ替えスペースなど、乳幼児を連れたファミリーにも優しい設備。そして2階と3階には女性にうれしいパウダールームを兼ね備えたトイレなどが設置されている。
11月8日のオープンに先立ち行なわれたプレス発表会・内覧会で概要を説明した三井不動産 商業施設本部リージョナル事業部長の肥田雅和氏は、「これまで培ったノウハウを随所に取り入れることに加え、スポーツエンタテイメントとの融合など今までにはない挑戦をした施設。ららぽーと堺から南東エリア方面には大型商業施設の出店がない空白エリア。南西に位置するららぽーと和泉と一体となって南大阪エリアを盛り上げていきたいと」と豊富を語った。