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新東名 新秦野IC~新御殿場IC間の開通予定時期を2027年度に見直し

第5回連絡調整会議の結果

2022年12月16日 実施

NEXCO中日本は新東名 新秦野IC~新御殿場IC間の開通予定時期を2027年に見直した

 NEXCO中日本は、新東名高速道路(海老名南JCT~御殿場JCT)に関する第5回連絡調整会議を実施した。

 新東名高速道路 海老名南JCT~御殿場JCT間については、2017年度以降、順次開通しており、海老名南JCT~新秦野ICと新御殿場IC~御殿場JCTは2022年4月までに開通済み。現在は、新秦野IC~新御殿場IC(延長25km)で事業を進めている。

 高松トンネルの掘削では、脆弱な地山や断層破砕帯が確認されていることから、有識者の意見を聞き地山に適した対策工を実施しながら掘削を行なう。また、高松トンネルの未掘進区間にも脆弱な地山や断層破砕帯が確認されており、地山に適した対策工などを実施しながら工事を進めるという。

 これらのことから、新秦野IC~新御殿場IC間を2027年度の開通予定と見直すこととした。なお、沿線自治体は、厳しい現場条件のなか工事工程を精査し新たな開通目標を示したことについて評価しつつも、早期全線開通に対する期待が大きいことから1日も早い開通に向けた事業の推進を強く要請している。