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JAL、2022年度冬期の国内線便数計画。省燃費の新たな機材、コードシェア便も導入

2022年8月23日 発表

JALグループが2022年度冬期における国内線の基本便数計画を発表

 JALグループは8月23日、2022年度冬期における国内線の基本便数計画を発表した。対象期間は10月30日~2023年3月25日。

 まず羽田発の一部の便では、JALグループが掲げる省燃費機材への更新、運航の工夫、SAF(持続可能な代替航空燃料)の活用の一環として、消費燃料削減が可能となる高度での運航機会を拡大するため、計画上の運航時間を従来よりも5分延伸する。

 また、冬期ダイヤより運航を拡大するエアバス A350-900型機をはじめ、ATR42-600型機などの省燃費・低騒音を兼ね備えた新型機の運航により、目標である「2050年までにCO2排出量実質ゼロ」の達成に向けて取り組んでいく。

 伊丹(大阪)発着路線については鹿児島線、繁忙期は新千歳(札幌)線を増便する。また、日本トランスオーシャン航空(JTA)の福岡~那覇路線、日本エアコミューター(JAC)の鹿児島県内路線、琉球エアーコミューター(RAC)の石垣~与那国路線を増便する。

 また好評を得ている「JALファーストクラスサービス」を、新たに羽田~広島/鹿児島路線で開始。大手系列を超えたコードシェアの一環として、オリエンタルエアブリッジ(ORC)とのコードシェアを新たに開始し、長崎~壱岐/五島福江/対馬、福岡~対馬/五島福江の5路線をJAL便として、8月30日より販売する。

 そのほか主な路線の便数は以下のとおり。なお、新型コロナウイルスの影響に伴う減便などについては、今後の需要動向を踏まえて順次決定・発表するとした。