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JAL、成田~ホノルルが往復5万5000円からのキャンペーン運賃発売。GW初日のハワイ線はほぼ満席

2022年4月28日 実施

 JALは4月28日、夏休みのハワイ旅行に向けたキャンペーン運賃を発売した。エコノミークラス運賃が成田~ホノルルで往復5万5000円から、羽田~ホノルルで往復6万2000円からというもので、対象搭乗期間は7月1日~11月30日。販売は4月28日~9月30日(Special Saver Z、区間マイル30%)。

ホノルル往復のエコノミークラスが5万5000円からというキャンペーン運賃

 そして連休直前の4月28日、ゴールデンウイーク以降のハワイ線の予約状況と現地の様子について、常務執行役員 旅客営業本部長 越智健一郎氏が羽田空港で説明を行なった。

 28日の出発便は、1便で200人以上が搭乗しており、羽田・成田のJAL便と成田のZIPAIR便を合わせると1日600人以上がホノルルへ向け出発するという。

 1日600人を超えるのは2020年2月以来で、2020年12月にホノルル線を就航したZIPAIRにとっては初めての大盛況といえる。ホノルル路線をGW全体でみるとJALグループで約5000人の予約が入っており、こうした需要の急速な回復を受けて、JALは6月から成田~ホノルル線で、7月から羽田~ホノルル線でデイリー運航を計画している。ZIPAIRも7月15日までは週3便だが、16日以降は毎日運航になるという。

 なお、JALのホノルル線は、2020年度夏季(2020年3月29日~)からの羽田の国際線発着枠拡大に伴って成田から2便(2往復)を移管しているが、ほぼ同時期にコロナ禍へ突入したため、羽田~ホノルル線がほぼ満席というのは移管後初の状況。

日本航空株式会社 常務執行役員 旅客営業本部長 越智健一郎氏
コロナ禍にあって欠航便はまだまだ多いものの、この日の21時30分発JL8782便はほぼ満席の予約

 羽田空港第3ターミナルの112番ゲート前は、多くの人にとっておそらく久々の海外旅行、かつハワイ旅行で賑わっており、JL8782便は214名の乗客を乗せてホノルルへ向けて飛び立っていった。

JL8782便は244席仕様のボーイング 777-300ER型機で運航した。ファーストクラス8席、ビジネスクラス49席、プレミアムエコノミー40席、エコノミー147席