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俺たちのワークマン返して!の声に応えた「WORKMAN Pro」第1号店、板橋前野本通り店に行ってみた!
2021年12月2日 20:56
- 2021年12月2日 開業
ワークマンは12月2日、東京・板橋にプロ職人向けの「WORKMAN Pro 板橋前野本通り店」(東京都板橋区前野町4-14-2)をオープンした。
作業客と一般客が共存する「WORKMAN Plus」や、一般客専門の「#ワークマン女子」の出店を進めている同社だが、もともと通っていた職人や作業客から、「女性客や子供が多くてお店に入りにくい」との声が聞かれるようになったという。そこでプロ職人の利用の多いワークマン店舗を「WORKMAN Pro」店に順次改装していく本業重視方針を採った。この「WORKMAN Pro 板橋前野本通り店」は、そんな1周回った形の新業態第1号店だ。
最寄り駅は都営三田線の志村坂上駅で、徒歩15分ほど。東武東上線ときわ台駅から赤羽駅西口行きのバスに乗り、前野町三丁目バス停で降りるという手もある(その場合バス停から徒歩4分ほど)。周辺にはドラッグストアや本屋、ショッピングセンターなどがあり、いたって普通の都市郊外という場所だ。
今後ワークマンは、地域性や既存客の傾向を見ながら、全国に562店ある「ワークマン」を「WORKMAN Pro」もしくは「WORKMAN Plus」に順次改装していく計画で、10年後には「WORKMAN Pro」200店、「WORKMAN Plus」900店を目指している。ちなみこの板橋前野本通り店は新しく建てた店舗となる。
この新業態「WORKMAN Pro」出店を機に、Stylish作業服に本格参入するとしているワークマン。それが“着るプライド、ワークウェアの真髄”をテーマとする同社初のStylish作業服「PRO CORE」シリーズだ。職人経験のあるアンバサダーの山下幸一氏の提案をもとに開発している商品となる。
デニム生地で上下セパレートになっているので、アウドドアや一般客、オシャレな女性にも需要があると見込んでいる。ちなみに先日のファッションショーでは、土屋アンナさんがこの「PRO CORE」シリーズをワイルドにカッコよく着こなしていた(関連記事「ワークマン、アウトドアギアなど秋冬の新製品展示会。暴風雨を再現した過酷ファッションショーも!」)。
この「PRO CORE」のデニムシリーズには、第1号店限定でDIYモデル(インディゴネイビー)も用意している。軽石などで擦ったり脱色したりして、自分だけのワークウェアを楽しんでほしいというもので、YouTubeではアンバサダーの山下幸一氏がカスタム方法の解説も。
ジャケットとジョガーパンツの両方があり、サイズ展開はS、M、L、LL、3L、4L。Sサイズはワイルドファッション好きの女性にもオススメだ。
取り扱いアイテムは既存店と変わらないようにしつつ、工具に力を入れた品揃え
元鳶職のアンバサダー 山下幸一氏のアドバイスをもとに品揃えを考えたという「WORKMAN Pro」第1号店。それによると、ワークマンはワーキングウェアには強いが工具が弱い、との意見だったそう。そこでウェアとセットで購入してもらえるように工具類の100アイテム以上を取り替えて充実させている。ほかの店舗で常時置いていないものもこの店舗にはあるのだ。
職人といっても鳶、土木、建設、内装業、食品加工業などいろいろ。ワークマンにはさまざまな業種の作業者向けの商品がある。今回その1つ1つを、専門スタッフさんに案内してもらってじっくり拝見することができた。そのなかで気になったものをずらりと写真で紹介しよう。