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ワークマン、キャンプギアの本格展開スタート！ 1万円以下でお釣りが来る初心者5点セットって!?
2022年2月24日 12:30
- 2022年2月22日 参入
ウェアで培ったノウハウをキャンプギアに応用
ワークマンは2月22日、キャンプギア市場に本格参入した。店舗の販売スペースの限界があるため、「Webで注文→店頭受け取り」という新たな無在庫販売方式で約130アイテムの発売を開始。
同日、都内で行なわれた展示・体験会では、さまざまなキャンプシーンを再現し、130アイテムのキャンプギア全商品を報道向けに展示した。主力商品となるテントやチェア、シュラフなどを一足早く見てきたのでレポートする。
ワークマン 専務取締役の土屋哲雄氏によると「世のなかのキャンプ好きには、キャンプギアそのものが好きで凝っている人が多い。その人たちにキャンプ用品の相談をするとテントやタープだけで8万、10万いってしまう」。そこで同社は一般の人も気軽にキャンプを楽しんでほしいと、ターゲットを「ワークマンの既存ユーザーで、初めてキャンプをする人たち」とした。
そんなビギナー層のために、キャンプ必需品ともいえるテント、チェア、シュラフ、テーブル、ランタンの5点が1万円以下の9940円で購入できるなど、コスパのよさが大きな魅力だ。しかもそれらには作業ウェアで培ってきたワークマンならではの高機能素材や、こだわりの新機能が搭載されている。
シンプルなドーム型のテント「BASICドームテント 1人用」（4900円）は、エントリーモデルながら内部の収納ポケットやランタンを吊るせるフック、ベンチレーションなど細部の作り込みにこだわりも。インナーテントとフライシートはプラスチックバックルで簡単に連結可能となっている。
グループキャンプ
「BASICドームテント 1人用」と「BASICスクエアタープ」を展示していたコーナーは、ソロキャンプ好きの6人が楽しんでいるキャンプシーンを再現しており、カラフルな全6色展開のドームテントは見ているだけでワクワクした。
実は私は“友達同士でキャンプに行く”というと、同じテントに泊まることを連想してしまうのだが、（なるほど寝るときはそれぞれ別々でという楽しみ方もあるのか）と納得。これぞニューノーマル時代のキャンプなのだろう。
初心者セットで紹介したカフェオレカラーがかわいい「耐熱アルミテーブル」（980円）は、高さがちょっと低い。そこで目に留まったのが耐熱フィールドテーブル（1900円）だ。ローチェアのサイドテーブルとしてフィットする高さで、コンパクトに収納できるのがウリだそうだ。
ファミリーキャンプ
4人用のワイドミシックドームテントとTCミシックペンタゴンタープを展示していたのがファミリーキャンプコーナー。ここは子供がいる2組のファミリーのキャンプシーンを魅力的に再現していた。
ワイドミシックドームテントAG4人用は、シュラフを4つほど並べられる広々空間で、テント内の高さは170cm。チェアやテーブルなどを広々と置ける前室を作ることも可能。パーツが少ないシンプル構造で設営も簡単だ。大きくてお手軽なテントを探している人にオススメだ。
ファミリーテント内に広げてあった柔らかなフランネル素材の封筒型シュラフは、ファスナーをすべて開放すれば掛け布団としても使用可能。災害時や車中泊用に持っていてもよいかもしれない。内側のチェック柄がかわいくて目を引くアイテム。4色あるのでファミリーで色違いで揃えてみては？
今回は新作アパレルも展示していたのだが、なかでも気になったのが、このステルスジャケット（2900円、2022年モデル・限定生産）。ブラックやカーキなど全5色展開で、モデルさんとマネキン着用のカラー「トロピカル」だけは4月発売予定とのこと。サイズはユニセックスで、ステルスパンツ（2500円）もある。
ソロ＆デュオキャンプ
「ソロキャンプにきた2組のキャンパーが過ごす夜のキャンプシーン」を再現したコーナーに展示されていたのは、2種類の1人用縦長テント。「ミシックドームテントAG」は3色、「ミシックドームテントFT」は2色展開で、どちらもDIAGUARD加工で虫が寄りつきにいとのこと。
サイズはどちらも213×93×95cm（幅×奥行き×高さ）で、横幅は狭いが、成人男性がゆったり足を伸ばして寝られる長さはある。1000円高い「ミシックドームテントFT」は、防融加工をしているため、焚き火やBBQなどでの飛び火が燃え広がりにくいという安心感がある。
個人的に気になった商品その2が、この3WAY仕様の「ヴァリアブル ランタンライト 乾電池式」だ。卓上ライトや読書灯にもなって、夜トイレに行きたいときにはハンディライトになるという優れ物。災害時用に常備するのもよいかもしれない。980円という価格も魅力だ。
ツーリングキャンプ
コンパクトさと軽さが特徴の「ミシックツーリングテントAG 1人用（9800円）」は、収納時は長さ約42×16cmになるため、荷物の量が限られるバイクキャンパーにうってつけの商品。カラーはブラックとブルーの2色展開だ。
冒頭で紹介したとおり、これらキャンプギアは「Webで注文、店舗で受け取り」という新形態ということで、実店舗派だった私もさっそくワークマンオンラインストアの会員登録をすませてみた。マイページでは商品を受け取る店舗の登録・解除が行なえるので、まずは「受け取り登録店舗」を設定してみてほしい。
最後に「店舗がない都心ではどうやって受け取るの？」という声には朗報もある。ワークマンは4月1日に大阪なんばCITY、4月28日には銀座イグジットメルサ、6月には池袋サンシャインシティと受け取り拠点として都心出店が決定しているという。また#ワークマン女子11店とショッピングモールのWORKMAN Plus12店に限っては店舗在庫を持って販売していくとのことなので、どうしても実物を見たかったらモール内にある店舗へGo！だ。
