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JAL、羽田空港第1ターミナル北ウイングを再開。自動手荷物預け機導入など「JAL SMART AIRPORT」へリニューアル

2020年7月1日 再開

JALは羽田空港第1ターミナル北ウイングの運用を再開。同時にJAL SMART AIRPORTへとリニューアルした

 JAL(日本航空)は7月1日、新型コロナウイルスの影響で閉鎖していた羽田空港第1ターミナル 出発ロビーの北ウイングの運用を再開した。この再開に合わせ、南ウイングで2月から導入を開始した新たな自動チェックイン機や自動手荷物預け機などを活用する「JAL SMART AIRPORT」へリニューアルした。

 4月17日から保安検査場やカウンター、JMB(JALマイレージバンク)上級会員やJGC(JALグローバルクラブ)向けの施設などを閉鎖し、南ウイングのみで運用。国内線の羽田発着便数の回復を受け、北ウイングの運用を再開。

 これに先立ち、保安検査場通過後エリアのダイヤモンドプレミアラウンジ(北)、サクララウンジ(北)を6月19日に再開している。

 7月1日に再開したのは、下記の施設。

・北ウイング出発カウンター
・保安検査場E、保安検査場F
・JMBダイヤモンド、JGCプレミア、JALファーストクラス専用保安検査場
・JGCエントランス

 同時に、4月から実施していた機内におけるソーシャルディスタンス対応も終了し、7月1日からは全席販売を再開している。

7月1日に運用を再開した羽田空港第1ターミナル北ウイング
行き先別で手続きを分ける運用が再開
機内でのソーシャルディスタンシング対応も6月30日で終了

北ウイング再開と同時にJAL SMART AIRPORT化。JGCカウンターやSPECIAL ASSISTANCEカウンターもリニューアル

 北ウイングの再開にあたっては、南ウイングで運用を開始している「JAL SMART AIRPORT」へと大きく変貌(関連記事「JAL、待ち時間の大幅短縮を目指す『JAL SMART AIRPORT』を羽田空港国内線にオープン。自動手荷物預け機を導入」)。新型自動チェックイン機や自動手荷物預け機を設置し、待ち時間短縮を図った空港スタイルを導入した。

 JAL SMART AIRPORT下した北ウイングは、保安検査場E、Fに自動化ゲートを導入。検温用のサーモグラフィも7月1日から新型を導入しているという。

 そして、保安検査場E脇に自動チェックイン機12台、自動手荷物預け機を6レーン(3ユニット)導入。自動手荷物預け機は南ウイングと合わせて20レーン(10ユニット)が稼働する状況となった。

7月1日に再開した保安検査場E
同じく7月1日に再開した保安検査場F
7月1日から導入した新たなサーモグラフィ
保安検査場E/Fに自動ゲートを導入
新たな自動チェックイン機と、自動手荷物預け機。チェックイン機から預け機へスムーズに向かえる動線がレイアウト上の特徴

 また、有人カウンターもリニューアルしており、5月にリニューアルした南ウイングのJGCカウンター同様、保安検査場を一体化した個室型のエントランスに。「JALスマイルサポート」のカウンターはデザイン、レイアウトともに一新し、車椅子やベビーカーなどでも出入りしやすそうな広々とした空間へとリニューアルしている。

リニューアルオープンした保安検査場一体型のJGCエントランス
JMBダイヤモンド、JGCプレミア、JALファーストクラス専用の保安検査場一体型エントランス
「JALスマイルサポート」カウンターのあった場所にリニューアルオープンした「SPECIAL ASSISTANCE」カウンター。デザインもレイアウトも一新し、広々とした空間に
保安検査場Eの隣にベビーカー貸し出しコーナー
ベビーカーも最近リニューアルし、新たなモデルを導入したという
旧来型の自動チェックイン機は1台おきの稼働から、全機稼働へ運用を変更
特殊手荷物を預け入れる北ウイングの専用カウンター
北ウイング、南ウイングともに一部リニューアル工事中のエリアも
こちらは南ウイングの様子
5月22日にオープンした南ウイングのJGCエントランス
航空券予約/購入/変更手続きを行なう有人カウンターもリニューアルしている