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ロンドン・ヒースロー空港でANA&JALスタッフが共同で出発機をお見送り。ターミナル一時移転で隣接スポットから出発

2020年5月25日(現地時間)実施

ロンドン・ヒースロー空港でANA&JALのスタッフが共同で両社便をお見送り

 ロンドン・ヒースロー空港で5月25日(現地時間)、ANA(全日本空輸)の羽田行きNH212便と、JAL(日本航空)の羽田行きJL44便と、両社のスタッフが共同でお見送りした。

 新型コロナウイルス感染拡大による航空便の減便/運休が相次ぐなか、国内空港ではこうした異なる航空会社のスタッフが共同で見送る例が増えているが、ロンドン・ヒースロー空港では本来、ANAがターミナル2、JALがターミナル3と異なるターミナルを使用している。

 今般の航空需要減衰でヒースロー空港のターミナル3が閉鎖されたことで、JAL便がターミナル2発着へと一時的に移転。「このような状況でもご利用いただける方々に感謝の気持ちを込めて合同でお見送りを」と会社の枠組みを越え、両社の整備スタッフ間で企画したという。

 5月25日はNH212便(定刻19時00分発)が搭乗口B46、JL44便(定刻19時20分発)が搭乗口B24からの出発と、隣接したスポットから出発。各社から6名のスタッフが参加し、普段はライバル同士の両社スタッフが共に横断幕を持って出発便を見送った。

ターミナル3の閉鎖で、ターミナル2のスポットに両社の機体が隣接して駐機
NH212便の出発
JL44便の出発
両社のスタッフが共同で両社便をお見送り