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おうちでタイ気分! 定番デザート「カオニャオ・マムアン」作ってみた
ゆきぴゅーの「食う想旅行」
2020年5月19日 11:45
トラベル Watch読者の皆さん、こんにちは。長い家ごもり中のゆきぴゅーです。ロックダウンが段階的に解除されつつある世界各国ですが、以前のように安心して海外旅行ができるまでには、もうしばらく時間がかかりそうですわね。
そんなコロナ禍の今、せっかく時間もあることだし、各国で食べた『あの味』を再現して胃袋だけでも海外気分を味わえたら!と考えて「食う想旅行」をすることにしました。今回はタイの定番デザート「カオニャオ・マムアン」です。
カオニャオ・マムアンとは、“もち米とマンゴーのココナッツミルクソースがけ”のこと。カオニャオがもち米、マムアンがマンゴーという意味で、英語だと「Mango sticky rice」。このカオニャオ・マムアン、ココナッツミルクソースを染み込ませた甘~いもち米と、甘く熟したマンゴーを一緒に食べるとたまらない美味しさで、私は「明日地球が滅びるという日に食べたいモノ」の1つに、このカオニャオ・マムアンを挙げるほどの大好物。ただ日本ではまだ食べたことはないので、あれがおうちで食べられたらな~と思ったのがきっかけです。
思ってた以上のデキに感動!
ということで、今回用意した材料からご紹介しましょう(※もち米の量からすると6~8人分くらいのレシピになります)。
カオニャオ・マムアンのレシピ
マンゴー:お好きなものをお好きなだけ
もち米:2合(蒸す前に数時間浸水するとベター)
ココナッツミルク:1缶(400g)
砂糖:100g
米粉(コーンスターチでも可):大さじ1
塩:少々
まずはもち米を蒸します。今回は一晩浸水しておきましたが、数時間でもOKかと。炊飯器のメニューに「おこわ」がある人はそちらで。私は蒸し布を使って蒸し器で(初めて)炊いてみました。お湯が沸騰したらいったん火を止めてもち米を入れ、30分ほど蒸します。
もち米を蒸している間に、もち米と混ぜるココナッツミルクソースの準備です。一般的にスーパーで売っているココナッツミルク缶の容量は400gで、今回はそれを全部使いましたが、最終的に少し余りました。余ったものはバニラアイスにかけたり、白玉粉やあんこと一緒にココナッツミルクデザートとして食べてもよいですね。
次に、もち米の上にかける仕上げ用のココナッツソースを用意します(なくてもOK)。ココナッツミルク100gに、水で溶いた米粉大さじ1と塩少々を入れて弱火でとろりとするまで混ぜます。
もち米が蒸し上がったら、先ほど作った甘いココナッツミルクソースと混ぜ合わせます。もち米が熱いうちに混ぜるのが大事です。このとき、人数によってもち米やココナッツミルクソースの量を調整してください。ココナッツミルクは「こんなにかけちゃって大丈夫かな?」くらいドロドロでも、時間が経てばもち米がぐんぐん吸収するのでご安心を。
さて、いよいよマンゴーを切ります。切り方は自由ですが、まずはよく見かける3枚おろしの切り方でメキシカンマンゴーを。
続いて、ずっしり重い1個2000円超の高級宮崎マンゴー。ドキドキ!
それでは盛り付けましょう。ココナッツミルクソースが染み込んだもち米をお皿によそって、左右に切ったマンゴーを添えます。最後に、米粉でトロみをつけたココナッツソースをもち米の上にかけたら完成~!
今回初挑戦でしたが、思っていた以上の再現度に感動でした。目を閉じれば、チャオプラヤー川のほとりのレストランで対岸に沈む夕日を見ながら食べているような気分に(なるはず)!
さて今回用意した3種類のマンゴーですが、メキシコ産と宮崎産は色も似ていて、ねっとりとした食感も甘みもそっくり(値段はだいぶ違いますが)。タイ産はもう2、3日熟した方がよい感じだったので数日後に食べたのですが、こちらはしっかりした食感ですがトロンと甘くて美味でした。
ココナッツミルクはココナッツミルクパウダーをお湯で溶いたものでもオーケーですし、世の中にはレトルトのもち米も売っています。ちなみに私はこれ、2019年のタイフェスティバルで購入しました。もっとお手軽に試したいという人は冷凍のカットマンゴーでも代用可でしょう。皆さまもおうちでタイのデザート「カオニャオ・マムアン」を召し上がれ♪
最後の最後に、おまけ。