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ピザの原型・トルコの焼きたて「ピデ」が食べられるターキッシュ エアラインズのラウンジが成田に誕生

2025年2月5日 公開

ターキッシュ エアラインズが成田の新ラウンジを公開

 ターキッシュ エアラインズは2月5日、成田空港第1ターミナルに新設したラウンジを公開した。南ウイング第4サテライト47番ゲート付近に設置しており、面積は800m2だが、今後1500m2まで拡張していく。営業時間は7時30分~21時45分で、明日2月6日から供用を開始する。

 利用対象は、当日のターキッシュ エアラインズおよびスターアライアンス加盟各社の搭乗者のうち、ビジネスクラス利用者、マイレージプログラム「Miles&Smiles」のElite Plus/Eliteメンバー、スターアライアンスゴールドメンバー。

 ラウンジ内は休憩・軽食を取れる着席スペースのほか、通話用ブース、トイレ(男/女/ユニバーサル)、授乳/おむつ替え室、シャワールーム(3か所)、祈祷室(男女別)、VIPルーム(2か所)、仮眠できるデイベッド、カウンターテーブルと電源を備えるワークスペースなどを備えている。

 特筆すべきはピザの原型になったというトルコ料理「ピデ」の焼きたてを提供する点。そのためにキッチンには専用の焼き窯を導入しており、着席スペースから調理の様子が分かるライブキッチン仕立てになっている。ピデは一つ一つその場で調理し、船のような長く伸ばした生地に具を乗せて、5分ほどさっと焼き上げる。

 本ラウンジでは、たっぷりのチーズを乗せたピデと、牛ミンチとたまごのピデ、ほうれん草のピデの3種類を用意しており、トルコから日本に来て20年というシェフが直々に焼いた品を試食することができたが、クセのないシンプルかつ優しい味わいで、間違いなく日本人の口にも合う。生地自体にも甘みがあるので、子供にも喜ばれそうだ。同社の既存ラウンジでも人気が高く、焼き上がるとすぐなくなってしまうというのもうなずける美味しさだった。

 このほかラウンジでは、トルコ料理やスイーツ、トルココーヒーやトルコチャイ、各種アルコール/ソフトドリンクなどを提供する。

成田空港 第1ターミナル 南ウイング第4サテライト47番ゲート付近にあるターキッシュ エアラインズの新ラウンジ
ラウンジの面積は800m2。今後1500m2まで拡張するという
ラウンジでは軽食、アルコール、ソフトドリンクなどを提供
軽食といってもスイーツからしっかりお腹を満たせなそうなご飯ものまで、豊富なラインアップ
Tatli Kurabiyeとは“甘いクッキー”の意
トルココーヒーやトルコチャイも楽しめる
この日はシェフが直々に焼いてくれた
ピデのために用意した専用の焼き窯。生地を伸ばして焼くピデにあわせて横に長い
カットせずに丸々1枚味わいたくなる美味しさ
ラウンジの奥には仕事のできるワークスペースと仮眠できるデイベッドを備える
カウンターは8席
ワークスペースに限った話ではないが、ラウンジの電源はタイプAのコンセントとUSB Type-Cの充電ポート(最大18W)を用意している
デイベッドは4つ
シャワールームは3室
男女別の祈祷室
ワークスペースのさらに奥にある喫煙室はかなりゆったりした作り
2つあるVIPルーム
ラウンジ開業に当たってテープカットを実施した
ターキッシュ エアラインズ 東アジア地区営業担当ヴァイスプレジデント ウュミット・デベリ氏
ターキッシュ エアラインズ 地上オペレーションアグリーメント担当ヴァイスプレジデント アブドゥッラー・サイット・シェンレル氏
ターキッシュ エアラインズ 日本支社長 アフメット・トゥージュ氏