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大阪・関西万博、フランスパビリオンはルイ・ヴィトン/ディオール特別展示。85個のトランクや「バー」ジャケットが“旅”を演出

LVMHがメインパートナーに就任

2025年2月4日 発表

2025年4月13日~10月13日 開催

ルイ・ヴィトンによる常設展示 ©Louis Vuitton

 LVMHグループは、4月13日~10月13日に開催される大阪・関西万博「フランスパビリオン」において、メインパートナーに就任したと発表した。ルイ・ヴィトン、ディオール、セリーヌ、ショーメ、モエ・ヘネシーの5つのメゾンとともに、常設展示や特別イベントを行なうほか、ビストロメニューを提供する。

 パビリオンの詳細は、2月4日にフランス・パリで開催した、フランスパビリオン総監修・COFREXによるプレゼンテーションで発表したもの。「愛の賛歌」をテーマに、1日2万人以上、総計で約300万人の来場者へ夢を届けるという。

 ルイ・ヴィトンとディオールは常設展示を開催。ルイ・ヴィトンは建築設計事務所「OMA」の建築家・重松象平氏とコラボし、85個のトランクを配したライブラリー、ビデオインスタレーションの2つの空間を演出する。

 ディオールは、ナタリー・クリニエール氏を中心に、デザイナー・吉岡徳仁氏、写真家・高木由利子氏の作品とともに「クラフツマンシップと手仕事へのオマージュとして壮大な旅を届ける」とのこと。

 ディオールの「バー」ジャケットを3つのバリエーション(ブルー/ホワイト/レッド)で展示するほか、象徴的な白いキャンバスと3Dプリントによって再解釈されたアイコニックな香水ボトルが登場する。

 そのほか2つの特別展示スペースには、セリーヌとショーメが参加する。開催期間は、セリーヌが4月13日~5月12日、ショーメが9月1日~10月13日。

 モエ・ヘネシーはフランスパビリオンのホスピタリティパートナーとして、「ビストロ」のメニューや特別イベントで提供されるワインとシャンパンのセレクションを手がけるという。

Dior「バー」ジャケット ©SOPHIE CARRE
フランスパビリオン外観 ©Coldefy & CRA-Carlo Ratti Associati
フランスパビリオン ©Cofrex