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食と文化でタイの魅力を知る「第20回タイ・フェスティバル2019」開幕。タイフードの食べ歩きや工芸品作りの体験会も
東京会場は代々木公園で5月11日~12日
2019年5月11日 19:47
- 2019年5月11日~12日 開催
食や文化など多方面でタイの魅力を紹介する毎年恒例の人気イベント「第20回タイ・フェスティバル2019」が東京・代々木公園で開幕しました。
今年のテーマは「タイ・知れば知るほど好きになる」。美しい新緑に囲まれた代々木公園イベント広場は、午前中から大勢の人々でにぎわいをみせました。2日目の12日も10時から20時まで開催されます。
メインステージで行なわれた開会式では、来日したタイ王国外務大臣のドーン・ポラマットウィナイ氏が「まず日本の皆さまが5月1日に、新たな令和の時代に入られたことお喜び申し上げます。先週タイでも新国王ラーマ10世の戴冠式をお祝いしたばかり。タイと日本がこうして同じ時期に新しい時代を迎えることができることはとても喜ばしいことです」と、新しい時代を迎えた両国の絆をアピール。
そして「第20回目を迎え、東京で恒例のイベントになったタイ・フェスティバルですが、今年は東京以外でも大阪、名古屋、仙台、静岡、佐賀、福岡、大分と7か所で開催されます。ぜひ多くの皆さまに新しいタイを知っていただき、タイを“知れば知るほど好きになって”いただきたいと思います」と述べ、あいさつを締めくくりました。
続いて内閣特命担当大臣の宮腰光寛氏が「このたびワチラロンコン国王陛下の戴冠式が盛大に行なわれたことを心よりお喜びを申し上げます」と、今度は日本側から新時代を迎えたタイに敬意を表わしたあと「このタイ・フェスティバルは、東京で数あるフェスティバルのなかでも最大級のもの。今年も日本とタイの関係がさらに友好が深まることを期待しています」と述べました。
最後は、タイ語での自己紹介からはじまった外務大臣政務官の鈴木憲和氏が登壇。「毎年大勢の皆さんがこの会場に足を運んでいる。両国関係を考えたうえでこのタイ・フェスティバルが果たす役割は大変重要なものであると感じるとともに、それに対するタイ政府側の尽力に心から敬意を表したいと思います」と述べました。
タイ国政府観光庁のブースは、今まで知らなかったタイの新たな魅力を紹介する「Open to the New Shades」キャンペーン中ということで、タイの伝統が色濃く残る東北部イサーン地方をアピール。天然染め木綿糸を使ったショールや帽子の販売、ハンカチの草木染め体験などのワークショップを開催しています。予約制で整理券配布開始時間が出ているので気になる人は要チェックですよ。
続いて原宿口ゲートから一番近いタイ国際航空のブース。こちらではモデルプレーンやオリジナルキャップが当たるくじ引きタトゥーシール体験に長い列ができていました。また1日に2回あるタイ国際航空の現役CA(客室乗務員)さんと一緒に写真を撮れるフォトセッションタイムも大人気。
そしてタイ国際航空の日本~バンコク往復航空券が抽選で当たるインスタグラムのキャンペーンも11日にスタートしています。思わず「タイに行きたい!」と感じる写真を投稿してみては?
エアアジアのブースでは、サイコロを3回投げて「AirAsia」マークが連続で出たら、ペア往復航空券が当たる大盛り上がりのイベントを開催中。取材中にちょうど当たった人が出て、大きな歓声があがっていました。ちなみに一番豪華な景品はバンコク往復航空券とバンヤンツリーホテルズ&リゾーツ宿泊券だとか。ぜひチャレンジを。
エアアジアのブースでは、開会式にも出席したエアアジアXグループCEOのナダ・ブラナシリ氏に話を聞く機会があったので、タイ国内のお勧めのデスティネーションは?と聞いてみたところ、「まだ知名度が低い南部のランノーンです。ダイビングポイントがあって温泉もあって、シーフードが楽しめるとてもよいところです。これからだんだん知られていくはずなので今は穴場ではないかと思います」とのことでした。
デュシットホテルズ&リゾーツは、今回初めてのタイ・フェスティバル参加ということで、一般のお客さま向けに「デュシットゴールド」という特典制のロイヤリティプログラムを紹介していました。会員登録はオンラインの登録フォームに情報を入力するだけで入会は無料。そしてこのタイミングで入会すれば、5月14日から3日間だけ開催される最大50%OFFとなるセールに参加できるという特典があるそうですよ。
タイ・フェスティバル会場は、ほかにもフルーツ、物産、レストランやドリンクなど魅力的なタイの食や雑貨ブースがたくさん。マンゴー大好きな私は、甘くてよい香りのするフルーツ市場ブースに興奮してしまいました。