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ANA、モスクワ線とイスタンブール線の就航延期決定。6月から成田~サンフランシスコ線再開など欧米路線で増便も

ANAは6月1日~15日の国際線運航計画などを発表した

 ANA(全日本空輸)は5月12日、新型コロナウイルスの影響に伴う国際線の新たな運航計画を発表した。

 今回発表分は5月の運航計画の変更、6月1日~15日の運航計画の追加に加え、新規路線開設を7月1日に予定していた羽田~モスクワ線、7月6日に予定していた羽田~イスタンブール線の就航延期を決定したことを発表。いずれも新たな就航日は未定としている。

7月就航予定の羽田~モスクワ線、羽田~イスタンブール線の就航を延期

 5月の運航計画は、バンコク、ハノイ、ホーチミンシティ、マニラの各路線で運航を継続している便について、日本発便を欠航とし、海外発便のみの運航を中心にするもの。羽田~マニラ線のみは一部日本発便も運航する。

5月1日~31日の国際線運航計画の変更(5月12日発表分)
【5月13日修正】ANAのリリースが修正されたことに伴い画像を差し替えました。

 6月1日~15日はおおむね5月31日までの運航状況を踏襲しているが、太平洋路線では成田~サンフランシスコ線を6月1日から週3往復で運航を再開。成田~シカゴ線を週3往復からデイリー運航化、成田~メキシコシティ線の週3往復から週5往復化など増便も予定。欧州路線でも羽田~フランクフルト線も週3往復から週5往復へ増便する。

6月1日~15日の国際線運航計画(5月12日発表分)