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ANA、ストックホルム就航延期を発表。5月16日~31日の国際線運航便は計画の1割未満に

2020年4月22日 発表

ANAはストックホルム線就航延期や、5月31日までの国際線運休/減便などを発表した

 ANA(全日本空輸)は4月22日、国際線の運休/減便について発表し、羽田~ストックホルム線の就航を延期し、就航日を未定とした。

 羽田~ストックホルム線のNH221/NH222便は、は、6月6日から週3便での新規開設を予定したもの。3月29日就航予定だった羽田~深セン線、4月20日就航予定だった羽田~ミラノ線と同様、開設時期を未定とした。

 一方、3月29日就航を見送っていた新規路線のうち、羽田~青島線、羽田~シドニー線(増便)、羽田~ロサンゼルス線(増便)、羽田~サンフランシスコ線、羽田~サンノゼ線については、5月16日開設予定から、6月1日開設予定へと繰り延べた。

6月6日を予定していた羽田~ストックホルム線の就航を延期

 また、発表済みの5月15日までの運航分と、新たに5月16日~31日の運航分についても運休/減便を発表。

 5月15日までの運航分では、東南アジア路線を中心に現地発便のみの運航とする路線の追加や、減便期間の延期、成田~ニューヨーク線の減便など、7路線を対象に46便を追加。3月29日~5月15日の運休/減便数は7466便となり、計画の8329便に対し約89.6%の減便となる。

 5月16日からの運航便もおおむね5月15日までのスケジュールを踏襲するが、成田~香港線や成田~ハノイ線の減便、成田~桃園(台北)線の運休などを追加。5月16日~31日の運休/減便数は71路線、2535便となり、計画の72路線、2763便に対し90%以上の減となる。

5月15日運航分までの運休/減便の追加(4月22日発表分)
5月16日~31日の運休/減便(4月22日発表分)