ニュース
香港ディズニーランド・リゾート、サンタ姿のミッキーマウスがお出迎え。雪舞うホリデーをお祝いしよう
2019年11月23日 08:00
- 2019年11月14日~2020年1月1日 実施
香港ディズニーランド・リゾートは、11月14日から2020年1月1日にわたり「ディズニー・クリスマス」を開催中。キラキラと輝くデコレーションであふれるなかでのグリーティングやキャッスル・ハブ・ステージでのショー、食べ歩きにぴったりのスペシャルメニューをはじめホリデーシーズン限定のお楽しみがいっぱいだ。
2019年のクリスマスはサンタコスチュームのスティッチの登場や、あたたかな「Keep Me Warm」がテーマのコスチューム姿のダッフィー&フレンズとのグリーティング。さらにディズニー映画「アナと雪の女王2」の公開を記念したスペシャルなクリスマスも体験可能となっている。
ホリデーシーズンならではのコスチュームがキュート。ディズニーの仲間たちに会いに行こう
「ディズニー・クリスマス」開催中の香港ディズニーランド・リゾートでは、エントランスからホリデー気分を盛り上げるデコレーションがたっぷり。リースやクリスマスツリー、バナーなどレッド、グリーン、ゴールドなどのクリスマスカラーで気分を盛り上げてくれる。
エントランスを入ってすぐのメインストリートUSAには「ホリデー・ウィッシュ・メールボックス」を設置。ミッキーマウスやダッフィー&フレンズが描かれた「ホリデー・ウィッシュ・チャリティ・ポストカード」(各10香港ドル、約163円、1香港ドル=約16.33円換算)を投函してみよう。切手は不要で世界中の大切な人へと思いを送ることができる。と同時に収益を「オペレーション・サンタクロース」に寄付。その活動に役立てられ、幸せの連鎖が起きるのだ。ポストカードは全部で4種類。「エンポーリアム」「マーティーズ・ジェネラルストア」にて購入しよう。目の前の「シティ・ホール」横の郵便局エリアにペンやハンコが用意されているので、そちらでメッセージを書くこともできる。
同様にパークでの幸せのお裾分けがカチューシャでできる「ミニー・ウィッシュマス・イヤーズ」(169香港ドル、約2760円)もお勧め。「メイク・ア・ウィッシュ HK」に50香港ドルが1つにつき寄付され、病気と闘う子供たちの夢を叶える活動の力となる。もちろんゴールドのラメと鮮やかなレッドでクリスマス仕様のカチューシャはパークでの思い出作りに一役かってくれるはず。
「ホリデー・ウィッシュ・メールボックス」にポストカードを投函し、振り向くと目の前に「アネックス」が。エントランスには「ミート・サンタ・ミッキー」の大きなロゴとキャンディケーンが2本。こちらでは、サンタ姿のミッキーマウスに期間限定であいさつすることができる。部屋のなかはリースやオーナメント、クリスマスツリーでまばゆい世界に。ギフトボックスが積まれ、タグにはミニーマウスやダッフィー&フレンズの名前が描かれており届けられるのを待っている。暖炉の前にはミッキーマウスが! ハグや記念撮影をして、プレゼントのお願いも忘れずにしておこう。
続いては同じくメインストリートUSAに位置する「メインストリート・シネマ:マイ・ジャーニー・ウィズ・ダッフィー」へ。こちらでは、2019年ウィンターシーズンのテーマを「Keep Me Warm」としたかわいらしいパステルカラーのニットや帽子でふわふわあったかな姿のダッフィー&フレンズに会うことができる。ちょうど訪れたときは、2018年に香港ディズニーランド・リゾートでデビューしたダッフィーのお友達クッキー・アンがお部屋に。ポンポンのアクセサリーやおしゃれなニットを着こなす彼女に会うことができた。
またトゥモローランドの「コメット・カフェ」前では「ミート・サンタ・スティッチ」としてディズニー映画「リロ・アンド・スティッチ」シリーズのスティッチが今年から初登場。サンタに扮したスティッチが訪れるゲストにイタズラとハピネスをプレゼントしている。
ディズニーの仲間たちとホリデーをお祝い! ダンスとライブパフォーマンスで大盛り上がり
キャッスル前のキャッスル・ハブ・ステージでは1日2~3回「ミッキー&フレンズ・クリスマス・ボール」を実施。ホリデースタイルにデコレーションされクリスマス・ワンダーランドとなったステージでミッキーマウスたちがダンスやライブパフォーマンスを繰り広げる。
ショーはシンガーによる「We Need a Little Christmas」からスタート。楽曲に誘われるようにミッキーマウスとミニーマウスが登場。ドナルドダックとデイジーダックもツリーの飾り付けのためにステージへ。「It's Beginning to Look a Lot Like Christmas」に合わせてオーナメントを付けていく。ドナルドダックにモールが絡まるハプニングもありつつ無事に完成。
続いては「It's The Most Wonderful Time Of The Year」とともにグーフィーとプルートがクリスマスギフトを山ほど乗せたソリと一緒に合流。さらにチップとデールがギター片手にステージへ。「Jingle Bell Rock」「Rockin' Around the Christmas Tree」で一気にアメリカンなクリスマスに。ツリー、ギフト、音楽などホリデーをお祝いするための準備が整ったところで、ダッフィー&フレンズが「くるみ割り人形~金平糖の精の踊り」に合わせて登場。ホワイトクリスマスに欠かせない雪もゆっくりと舞い始め幻想的な世界に。ラストはしっとりと「We Wish You a Merry Christmas」、ポップに「Deck the Halls」と続きパーティの盛り上がりも最高潮に。全員でホリデーをお祝いしてフィナーレへ!
日が暮れるとメインストリートUSAで「ホリデー・ウィッシュ・カム・トゥルー:ライティング・セレモニー」が実施される。クリスマスキャロルが歌われるなか、ツリーの点灯式がはじまりメインストリートUSA全体がプロジェクトマッピングで鮮やかに彩られる。ツリーのライティングと映像が融合し、ロマンティックな空間に。フィナーレではクリスマスツリー周辺にパイロが上がり、レーザーや舞い降りる雪でさらにうっとり。
ツリーシェイプのポップコーンバケットに香港名物エッグパフまでスペシャルメニューを味わおう
「ディズニー・クリスマス」に合わせて、約70種類以上のスペシャルメニューを用意。香港グルメから食べ歩きにぴったりなスナックまで幅広く味わえる。なかでも注目なのが「クリスマス・ミッキー・ツリー・ポップコーン・バケット」(190香港ドル、約3102円)。プレゼント片手にツリーを見上げるミッキーマウスがちょこんとかわいいバケットで、スイッチオンでツリーのデコレーションがキラキラと輝く。ポップコーンは、なかへ直接入れるのはなく袋入りでわたされるのも便利。濃い味のキャラメルポップコーンはハマる美味しさ。また、チェックのコスチュームがめずらしい「リトル・グリーン・メン・ポップコーン・バケット」(190香港ドル、約3102円)も大人気だ。
香港ならではの人気スイーツもパークならばさくっと味わえる。「メインストリート・マーケット」では「エッグパフ」(60香港ドル、約980円)をオーダーしよう。チョコレートのミッキーイヤーとサンタ帽のサンタデコレーションは今だけ。ホイップのほどよい甘さとカスタードの濃厚さ。エッグパフのさくふわで幸せになろう。
すぐ近くの「マーケットハウス・ベーカリー」では出来立てスイーツが頬張れる。マストで手に入れたいのはホリデーデコレーションがインパクト大な「クリスマス・ミッキー」「クリスマス・ミニー」(各48香港ドル、約784円)。つるんしたチョココーティングでミッキーマウスとミニーマウスをイメージ。スイーツよりもパンに近い食べ心地。手のひらサイズと大きめなのでシェアして食べるのもよい。
昼間はパークで食べ歩き、夜はゆっくりとクリスマスディナーを味わいたいならば「香港ディズニーランド・ホテル」の「ウォルト・カフェ」のコースメニューを。12月24日と25日限定で「クリスマス&ニューイヤーズ・イブ・ディナー」(大人618香港ドル、約1万92円、子供398香港ドル、約6499円、キッズミール178香港ドル、約2907円)を提供する。「ファンネルとトマトスープ」「牛ヒレ肉のグリル、オックステールの蒸し煮、オニオンマーマレード 赤ワインソース添え」「グリーンティー マンゴームースケーキ 季節のフルーツ添え」のコースでメインは3つのオプションから選べる。スープはブッシュトマトを彷彿させる濃厚さにびっくり。メインは柔らかな牛ヒレ肉と付け合わせの酸味のあるホワイトキャロットの相性が抜群。デザートはクリスマスツリーをイメージし、チョコレートを割るとほどよい甘さのムースがぎっしり。
「日本秋祭 in 香港」開催に合わせ、メインストリートUSAで阿波踊りを初披露
11月16日には日本香港観光年を記念し開催中の「日本秋祭 in 香港 ー日本の魅力再発見ー」に合わせメインストリートUSAにて徳島県阿波踊り協会選抜連による公演も行なわれた。セレモニーでは香港ディズニーランド・リゾートのマネージング・ディレクター、 ステファニー・ヤング氏があいさつ。「ディズニーキャラクターたちとの特別な体験をとおして世界中から訪れるゲストにあたたかなおもてなしを提供しているパークで、徳島の文化を提供できたことをうれしく思う」とし、「他文化から学び、得ることは非常に刺激的な体験。今後も観光促進と文化交流の機会を多く作っていきたい」と語った。
また、徳島県後藤田博副知事もステージへ。「430年以上の歴史を持ち徳島県の誇りである阿波踊りは、誰もが笑顔で踊り場に入ることができるまさに平和の象徴。心浮き立つ2拍子のリズムに合わせ、ぜひ楽しんでほしい」と話した。キャセイドラゴン航空の香港~徳島線の季節定期便でのアクセスを例に「阿波踊りで徳島のファンになっていただき、日本にぜひお越しください」とも。セレモニーでは、ミッキーマウスとミニーマウス。さらにダッフィーとクッキー・アンも登場。スペシャルなイベントの開催をお祝いした。
なお、イベントに合わせ11月16日から12月15日にわたり徳島県産のさつまいも鳴門金時と鶏肉の阿波尾鶏を使ったスペシャルメニューをパーク内で6種類提供中。素材を活かしたメニューが並んでおり、どれも美味しさはピカイチ。口にした瞬間に日本と香港の食文化を感じられる仕上がりとなっている。
最初に味わったのは「鳴門金時エッグタルト」(30香港ドル、約490円)。香港の伝統的なスイーツが鳴門金時とコラボレーション。芋ペーストを使いまろやかさと深さがさらにアップ。まさに食の文化交流といえるだろう。さくっとしたパイ生地と一緒にペロリと完食できる。ミッキーシェイプのパフはワンポイントとなっている。
「鳴門金時と小豆のパンケーキ」(38香港ドル、約621円)はどら焼きを彷彿する優しさ。シェフによると生地のなかに鳴門金時が練り込まれているとのこと。小豆との相性ももちろん抜群。ふんわり食感と懐かしい味わいで心もほぐれる。
続いては、同じく香港ならではのデザートをアレンジした「鳴門金時ジンジャーゼリー」(30香港ドル、約490円)。シェフによると本来はあたたかなスープ的なスイーツだが、ひと工夫してひんやりデザートにしたそう。ジンジャーの効いたゼリーと鳴門金時の層が組み合わさり、新たな美味しさを発見。まさに香港の味といえる。
「鳴門金時チーズケーキ」(30香港ドル、約490円)は日本スタイルのチーズケーキをベースにした1品。鳴門金時がなかに練り込まれており、チーズと高相性。さっぱりと味わえる爽やかさもあり、どんどん食が進む。
小腹が空いたときにアペタイザーとして味わいたいのが「鳴門金時とターキーチキンパイ」(30香港ドル、約490円)。見た目はプリンのようだが、スモークターキのすり身と鳴門金時を組み合わせムース仕立てに。チキンの食感を楽しみつつ、ほどよい甘みと塩加減でループが止まらない。上記の5種類は「メインストリート・マーケット」にて手に入れよう。
徳島県の美味しさをさらに堪能したいならば「メインストリート・コーナー・カフェ」へ。「じっくり仕上げた阿波尾鶏と鳴門金時のルーラード、サツマイモボールフライと野菜ソテーのグレービーソース添え」(298香港ドル、約4866円)をオーダーしよう。ミッキーシェイプの鳴門金時を阿波尾鶏で丁寧に包み徳島県の恵みが詰まった1皿とシェフが教えてくれた。実際にジューシーで柔らかな肉とお芋の甘さをグレービーソースが引き立ててくれ、納得の味わいに。また、皮部分も活用しクリスピー感あふれるコロッケに。こちらもサクサクで4、5個は食べたい美味しさだった。
香港ディズニーランド・リゾート アニータ・ライ氏に日本市場への取り組みを聞いた
日本人が多く訪れる香港ディズニーランド・リゾート。今回はコミュニケーション・パブリック・アフェアーズ・バイスプレジデントのアニータ・ライ氏に日本市場への取り組みを中心に伺うことができた。
同氏は「日本市場は香港ディズニーランド・リゾートにとって非常に重要な存在です。ここ5年間で来場者は増加しており、特に2017年から2018年にかけては2桁成長約44%増となっています。リゾート内でホテルステイから食事、ショッピングまでパーク滞在とともにお楽しみいただけるため安心、という部分もあります。リゾートへいらっしゃる日本人ゲストは18歳から29歳までのヤングアダルト層が全体の69%、そのうち女性が79%となっています。現在SNSでのハッシュタグ#香港ディズニーランドで検索すると約41万件以上がポストされており、この10か月で約45%伸びています。今後も魅力的なコンテンツを生み出し続けるとともに、皆さまがいろいろな楽しみを発見していただけることを願っています。
日本語コンテンツも専用アプリやWeb、パークやホテルでの言語対応などを中心に行なっています。今後も日本のようなホスピタリティを提供すべく努力していきます。なお、近年は新規アトラクションのオープンも続き、現在拡張工事ならびにお城の改修のまっただなかです。2020年の開園15周年に向けてシンボルである中央のお城が「Castle of Magical Dreams」として新たに生まれ変わります。また、どの年代も楽しめる新たなエンタテイメントプログラムを予定しているので期待していただけたら」と話してくれた。
©Disney