ニュース

香港国際空港、「インテリジェント殺菌ロボット」配備。非臨床現場へ初導入

2020年4月13日 発表

香港国際空港が、非臨床現場初導入となる「インテリジェント殺菌ロボット」を配備

 香港政府観光局は4月13日、香港における新型コロナウイルス対応の取り組みを紹介するニュースレターを発行した。

 公共交通機関においては、除染、殺菌を行なうロボットを活用。鉄道事業者のMTRでは過酸化水素ガス(VHP)ロボットを活用して車両や駅を除菌。券売機やボタンなど接触頻度の高い設備は、2時間毎に消毒しているという。

MTRが導入している列車内や駅を除菌するロボット

 香港国際空港においては、非臨床現場に初めて導入されるという「インテリジェント殺菌マシン(ISR:Intelligent Sterilization Robot)」を配備。LiDARセンサーを用いて自動走行し、紫外線、360度スプレーノズル、0.3μmのエアフィルターを組み合わせて殺菌するという。

Hong Kong International Airport Intelligent Sterilisation Robot