ニュース

星野リゾート、「星のや沖縄」開業日を2020年5月20日に決定。海カフェ「バンタカフェ」も同日開業

2019年10月9日 発表

2020年5月20日 開業

星野リゾートは「星のや沖縄」の開業日が2020年5月20日になったことを発表した

 星野リゾートは10月9日、都内で定例プレス発表会を開催し、沖縄・読谷村(よみたんそん)で準備を進める「星のや沖縄」を2020年5月20日に開業すること、同エリアに「海カフェ」として「星野リゾート バンタカフェ」を同時に開業することを発表した。

「星のや」ブランドは「現代を休む日」をコンセプトにした星野リゾートのハイブランドで、2005年の「星のや軽井沢」開業を皮切りに「星のや京都」「星のや竹富島」「星のや富士」「星のや東京」「星のやバリ」「星のやグーグァン」を展開。「星のや沖縄」は8軒目となる。

「星のや沖縄」について説明する星野リゾート 代表の星野佳路(よしはる)氏
発表会では「星のや沖縄」を紹介する動画が流れた
星野リゾート「星のや沖縄」概要

開業日: 2020年5月20日
予約受付開始日: 2019年11月12日
所在地: 沖縄県中頭郡読谷村字儀間474
アクセス: 那覇空港からクルマで約1時間
チェックイン/チェックアウト: 15時/12時
料金: 10万9000円~(1泊1室あたり。税・サービス料10%・食事別)
客室数: 100室
付帯施設: プール、ライブラリーラウンジ、スパ、メインダイニングなど
Webサイト: 星のや
Webサイト: 星のや沖縄

「星のや沖縄」を紹介する 総支配人の澤田裕一(ひろかず)氏

 施設のコンセプトは「グスクの居館」。沖縄の伝統的な城である「グスク」をモチーフに施設をデザインし、「グスクに泊まるような体験」を提供。また、100室の客室はすべてが「オーシャンフロント」であり、海を眺めながらの滞在を楽しめる。

 各客室には気軽に出入りができ、大きなテーブルを備えた「土間ダイニング」を設け、食事やティータイムなどに活用できる。さらに土間ダイニングは簡単な調理機能を備えており、客室に届いた下準備済みの料理を好きなタイミングで自分で仕上げて味わう「ギャザリングサービス」を提供。豊富なメニューから少しずつ選び、自宅のように自由な食事も可能だ。

客室はすべてオーシャンフロント(写真提供:星野リゾート)
各客室には「土間ダイニング」を備え、簡単な調理も可能(写真提供:星野リゾート)
客室「フゥシ」(写真提供:星野リゾート)

「星のや沖縄」とともに開業する「バンタカフェ」は、自然海岸が生み出した地形を活かしたさまざまなタイプの客席を設けた、宿泊者以外も利用できるカフェ。マンゴーやハイビスカスなど、沖縄らしい食材を使ったドリンクやフードを、海を眺めながら楽しめる。

「バンタ」は沖縄の方言で「崖」という意味で、大きな岩に囲まれた入り江に沿うように建てられ、外界から遮断された非日常空間を生み出し、正面には、たくさんのサンゴが育つ豊かな海と青い空が広がるシチュエーション。夕刻には、目の前の海に夕日が沈む光景に出会えることも。

星野リゾート「バンタカフェ」の完成イメージ
星野リゾート「バンタカフェ」概要

開業日: 2020年5月20日
所在地: 沖縄県中頭郡読谷村字儀間560
アクセス: 那覇空港からクルマで約1時間
席数: 約170席
Webサイト: バンタカフェ