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星野リゾート、沖縄本島初進出。「星のや沖縄」を2020年春開業

2019年春の定例発表会

2019年4月16日 発表

2020年春 開業予定

「星野リゾート 星のや沖縄」を2020年春に開業する

 星野リゾートは4月16日、都内で定例プレス発表会を開催。沖縄本島初進出となる施設名を「星野リゾート 星のや沖縄」と発表した。

「星のや」ブランドは「現代を休む日」をコンセプトにした星野リゾートのアッパーブランドで、2005年の「星のや軽井沢」開業を皮切りに「星のや京都」「星のや竹富島」「星のや富士」「星のや東京」「星のやバリ」を展開している。

「星のや沖縄」は沖縄・読谷村に2020年春に開業予定。客室数は100室で、予約は2019年10月から受け付ける予定だ。

「星のや沖縄」は沖縄・読谷村に2020年春に開業予定。那覇空港からクルマで約80分
「星野リゾート 星のや沖縄」概要

開業時期: 2020年春予定
予約受付開始時期: 2019年10月予定
所在地: 沖縄県中頭郡読谷村字儀間
アクセス: 那覇空港からクルマで約80分
チェックイン/チェックアウト: 15時/12時
客室数: 100室
付帯施設: プール、ライブラリラウンジ、スパ、メインダイニング
宿泊料金: 1泊1室8万~30万円予定
Webサイト: 星のや

星野リゾート 代表 星野佳路(よしはる)氏

 星野リゾート 代表の星野佳路(よしはる)氏は、同じ沖縄県の竹富島にある「星のや竹富島」が「予想以上の業績を上げた成功プロジェクト」であり、「星のや沖縄」について、「沖縄文化をとらえながら、違った滞在になるかをテーマに取り組んだ」と述べつつ、2つの特徴を紹介した。

 1つ目は沖縄の伝統的な城である「グスク」をモチーフに施設をデザインし、「リゾート全体がグスクに泊まるような体験になるように」すること。2つ目は「全室オーシャンフロント」であること。建物は2階建てと低層だが海が近いことから「海を眺めながらの滞在を楽しめる」という。

沖縄の伝統的な城である「グスク」をモチーフに施設をデザイン
すべての客室から海を見ることができる

 沖縄本島に初進出となるが、これは「星野リゾートファンの皆さまには、有名観光地に星野リゾートの宿泊施設があるということに期待があり、沖縄本島に施設がないことを星野リゾートブランド全体の課題としていた」とし、「沖縄本島という大事なデスティネーションに施設を持つことが大事」と述べ、今後も有名観光地への積極的な展開に意欲を見せた。