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ANA、機内食の匠「THE CONNOISSEURS」に4名の新メンバー。ドイツ/ベルギー発便では有名シェフコラボメニューを提供開始

2018年11月28日 発表

ANAが、機内食をプロデュースする「THE CONNOISSEURS(ザ・コノシュアーズ)」の新メンバーなど12月からの機内食展開を発表

 ANA(全日本空輸)は11月28日、12月から機内食をプロデュースする「THE CONNOISSEURS(ザ・コノシュアーズ)」に4名の新メンバーを迎えるとともに、ドイツ/ベルギー発便の機内食として、有名シェフとのコラボレーションメニューの提供を行なうことを発表した。

 ANAは2013年にANAシェフとともに機内食などをプロデュースする有名シェフや日本酒のプロフェッショナル「THE CONNOISSEURS」を立ち上げ。12月から、このメンバーに、洋食パートナー1名、和食パートナー2名、日本酒アドバイザー1名が加わる。

 フレンチの名店「ラ・グルヌイエール」のオーナーシェフであるアレクサンドル・ゴティエ氏は、12月~2019年5月に国際線 日本発・欧米路線のビジネスクラスで提供する洋食メニューをプロデュース。食事に合わせてゴティエ氏の地元産ビール「ブラッスリー・カステラン『グラン・クリュ』」を用意。同氏を紹介するオリジナル機内番組を上映する。

フレンチの名店「ラ・グルヌイエール」のオーナーシェフ、アレクサンドル・ゴティエ氏
ゴティエ氏プロデュースメニュー。アペタイザーに「鱈のスモークとカリフラワーのコンポジション」。メインは、「牛頬肉のブレゼと人参のコンフィー、ブレゼのジュとともに」「鮟鱇のヴァプール、クルジェのソース」「南瓜のニョッキとミモレット」からチョイス

「神楽坂くろす」店主の黒須浩之氏は、12月~2019年2月に国内線プレミアムクラス羽田着便(新千歳/福岡/伊丹/那覇発)の和食・夕食メニューをプロデュース。

「銀座 百楽」店主の廣田福也氏は、2019年3月~5月に国際線 日本発・アジア路線のビジネスクラスで提供する和食メニューをプロデュースする。

「コンラッド東京」の「セリーズ」と「コラージュ」のレストランマネージャーである北原康行氏は、2019年度にANAラウンジや国際線/国内線機内で提供する日本酒の選定に携わる。

「神楽坂くろす」店主 黒須浩之氏
黒須浩之氏プロデュースメニュー
「銀座 百楽」店主 廣田福也氏
「コンラッド東京」の「セリーズ」「コラージュ」レストランマネージャー 北原康行氏

ドイツ/ベルギー発便で初の有名シェフコラボメニュー提供

 ドイツ・フランクフルト/デュッセルドルフ/ミュンヘン、ベルギー・ブリュッセル発では初めてとなる、有名シェフのコラボレーションメニューを、ビジネスクラスで12月~2019年2月に提供する。

 ドイツで唯一ミシュランの星を獲得しているデュッセルドルフの和食レストラン「NAGAYA」とのコラボメニューで、「スライスした牛フィレのポシェと芽キャベツに包んだ牛肉の柔らか煮 わさびバターソース 蕪を添えて」を主菜に据える。

 また、和食に合うワインを作りたいとの思いで、ドイツでオリジナルブランドワインを作り続けている日本人醸造家、浅野秀樹氏が作る白ワイン「Hide’s Wine 639 Black Gutsriesling 2016」を同路線限定で提供する。

デュッセルドルフの和食レストラン「NAGAYA」店主 長屋佳澄氏
ドイツ/ベルギー発便のビジネスクラスで提供する「NAGAYA」とのコラボメニュー