ニュース
ANA、シドニー発便のビジネス、プレエコ、エコノミーで有名シェフとのコラボメニュー提供
和食パートナーやワインソムリエの新メンバー加入など機内食強化
2017年11月16日 16:51
- 2017年11月16日 発表
ANA(全日本空輸)は11月16日、シドニー発便でのコラボメニュー提供や、ANAの国内線、国際線の機内食をプロデュースする「THE CONNOISSEURS(ザ・コノシュアーズ)」の新メンバーなど、今冬以降の機内食に関する取り組みを発表した。
2013年から取り組んでいる、海外発便での現地著名ホテル/シェフらがプロデュースした機内食の提供について、農林水産省が任命した「日本食普及の親善大使」で、オーストラリアの人気テレビ番組のメインキャストでもあるアダム・リアウ氏とコラボレーションした和食を、2017年12月~2018年5月にシドニー発便で提供する。
提供クラスはビジネスクラス、プレミアムエコノミー、エコノミークラスで、海外発便のコラボメニューをプレミアムエコノミーやエコノミークラスで提供するのは今回が初めて。
また、台湾発便のビジネスクラスでは2018年1月から「Regent Taipei」との新コラボメニューを提供。ロサンゼルス発便は「Patina」、シンガポール発便は「Regent Singapore, a Four Seasons Hotel」、インド発便は「Taj Mahal Palace Mumbai」とのコラボメニューをビジネスクラスで提供する。
また、2013年から立ち上げた、ANAシェフとともに機内食や飲み物をプロデュースする著名シェフや日本酒のプロフェッショナル「THE CONNOISSEURS(ザ・コノシュアーズ)」に、和食パートナー2名、ワインアドバイザー2名が2017年12月に新たなメンバーに加わる。
和食パートナーは「よし邑」(東京都板橋区)の総料理長である冨澤浩一氏で、新千歳/伊丹/福岡/那覇発便の国内線プレミアムクラスの夕食として2018年3月~5月に提供する和食メニューをプロデュースする。
和食パートナーのもう1名は、「乃木坂 しん」(東京都港区)の店主である石田伸二氏。羽田発便の国内線プレミアムクラスの夕食として2018年3月~5月に提供する和食メニューをプロデュースする。
ワインアドバイザーは、2000年に世界最優秀ソムリエに輝いたオリヴィエ・プーシエ氏。これまでにもANAのワインリストの監修に携わってきた同氏がセレクトした赤・白ワインを2017年12月~2018年2月の日本発着欧州線ビジネスクラスで提供するほか、ANAラウンジ、国際線/国内線の機内で2018年度に提供するワインの選定にも携わっている。
ワインアドバイザーのもう1名は、「コンラッド東京」(東京都港区)のエグゼクティブ ソムリエである森覚氏で、プーシエ氏とともにANAラウンジ、国際線/国内線の機内で2018年度に提供するワインの選定メンバーに名を連ねている。
このほか、既報のとおり(関連記事「ANA、機内食総選挙2017の結果、「牛すきやき丼」「ビーフシチューとオムライス」などを12月から国際線で提供」)、今夏実施した「機内食総選挙2017」の上位に選出させたメニューを、羽田、成田、セントレア、関空発の国際線プレミアムエコノミー、エコノミークラスで12月より順次提供する。
提供するのは、和食1位の「牛すきやき丼」、同2位の「とろとろ玉子の鰻玉丼」、洋食1位の「ビーフシチューとオムライス」、同2位の「赤ワインで煮込んだハッシュドビーフ」の4メニュー。