ニュース

ANA、欧州発便ファーストクラスで「鯛胡麻焼き」など日本産素材を使った和食提供

12月1日から。ロンドン/フランクフルト発便が対象

2018年12月1日 提供開始

12月1日から日本産の素材を使用した和食の機内食を提供する。写真は「鯛胡麻焼き」

 ANA(全日本空輸)は、欧州発便のファーストクラスにおいて、12月1日から日本産の素材を使用した和食の機内食を提供する。

 ANAグループで機内食の企画・調理などを行なうANAケータリングサービスの川崎工場が、機内食を扱うケータリング工場では国内で初めて「対EU輸出水産食品取扱施設」として水産庁から「EU HACCP認定」を受けたことで、日本で採れた魚を使用し、日本で調理した和食をEU圏内へ輸出することが可能となった。

 EU HACCPとは、EU向けに食材を輸出する場合の生産から加工・流通に至るまでのEUの衛生基準を定めたもの。ANAはこの認定を活用して、これまで日本との環境の違いで提供できなかった鰤や鯛、縞鯵を使用した和食の機内食の提供を始める。12月1日~2019年2月はロンドン・フランクフルト発のファーストクラスで和食メニューの主菜として「鯛胡麻焼き」を提供する。

 なお、今後は「鰤藻塩焼き」「鰤柚香焼き」「鰤煮付け」「鯛塩焼き」「鯛柚香焼き」「鯛酒蒸し」「縞鯵藻塩焼き」「縞鯵胡麻焼き」「縞鯵焼き漬け」「縞鯵酒焼き」「縞鯵柚香焼き」の全12種類を提供予定としている。