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ANA、成田~ホノルル線就航20周年セレモニー。フラの披露や冷感タオルのギフト配布など
2018年10月5日 15:54
- 2018年10月4日 実施
ANA(全日本空輸)は10月4日、成田~ホノルル線の就航20周年を記念してセレモニーを開催した。記念式典はNH184便(20時10分発)およびNH182便(21時35分発)の出発前に行なわれ、搭乗前の利用客に対し、フラダンスを披露したり記念品を配布したりした。
セレモニーは成田国際空港 第1ターミナルの43番/44番ゲートで行なわれ、冒頭でこの日が成田~ホノルル線の就航20周年であることをアナウンスすると、集まった搭乗前の利用客から拍手が沸き起こった。続いて、茨城県土浦市のフラダンスチーム「モアナテア」のメンバーが3つの曲に合わせてフラダンスを披露した。
15分に渡るフラダンスショーが終わると、ゲート付近で搭乗客に対して記念品が手渡された。この日のために用意された記念品は「ANA HAWAII」のロゴが入った水に浸して使う冷感タオルで、常夏ハワイに向けての実用的な贈り物になった。
NH184便(ボーイング 787-9型機)は乗客240名(乳幼児11人)を乗せて定刻から1分遅れで出発し、NH182便(ボーイング 787-9型機)は乗客240名(乳幼児5人)を乗せて、定刻から2分遅れの21時37分に出発した。
ANAがハワイ線へ初めて就航したのは1991年のことで、当時は成田発着ではなく、名古屋~ホノルル線として週3便(使用機材はボーイング 747SR-100型機)で運航していた。その後、1998年10月4日に成田~ホノルル線を週4便で運航開始。デイリー運航となったのは2002年4月18日からであり、週7便のうち4便はボーイング 747SR-100型機と747 LR型機を使用し、3便はボーイング 767-300ERを使った。同年の6月30日には全便を767-300ER型機に統一したという。その機材も、最近ではボーイング 787-9型機が多く使われている。
現在では成田からホノルルへは2便(コードシェア便を含むと3便)、羽田からは1便が毎日運航されている。2019年の春には大型機であるエアバス A380型機を3機導入し、東京~ハワイ線に順次投入する予定だが、羽田発着なのか成田発着なのかはまだ発表されていない。また、ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港には、自社ラウンジ「ANA SUITE LOUNGE」および「ANA LOUNGE」も同時期に設置する予定だ。