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関西国際空港、台風21号の影響で滑走路と連絡橋は「再開時期不明」
伊丹空港/神戸空港は「空港機能への大きな影響は認められず」
2018年9月4日 19:23
- 2018年9月4日 発表
関西エアポートは関西国際空港、伊丹空港、神戸空港への台風21号の被害について、9月4日17時現在の状況を発表した。
関空は第1ターミナルビル側のA滑走路や駐機場などが冠水しているほか、関西国際空港島とりんくうタウンを結ぶ連絡橋にタンカーが衝突し損傷。A/B滑走路や連絡橋は「再開時期不明」となっている。
台風21号の関西国際空港への影響
冠水:
・第1ターミナルビル側A滑走路の滑走路・駐機場ほぼ全域が冠水。深い場所で深さ約4~50cm
・第1ターミナルビル地下従業員用エリア ※旅客ターミナルビルなど利用客エリアへの浸水はなし
・第2ターミナルビルおよびB滑走路には影響なし
滑走路:
・9月4日12時よりA/B滑走路とも閉鎖中。再開時期不明
タンカー衝突について:
・9月4日14時40分ごろ、海上保安庁から事案発生の連絡あり。乗務員11人に怪我なし。詳細は不明
・連絡橋の南側橋脚も損傷を受けている
負傷者:
・一般利用客1名。鉄道駅東側の商業施設「エアロプラザ」2階の休憩スペースのガラスが破損し、腕に軽傷
停電:
・9月4日13時30分以降、第1ターミナルビルの一部で停電発生
台風21号の伊丹空港への影響
・一部施設の破損などはあるが、空港機能への大きな影響は認められず