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JR東日本、地震で脱線しにくいダンパーを開発。E5系以降の新幹線営業車両に搭載へ
2026年3月10日 16:01
- 2026年3月10日 発表
JR東日本は、鉄道車両用の「地震対策左右動ダンパ」を開発したことを発表した。
ダンパは台車と車体の接続部に設置され、振動を減衰させる効果がある。ただし従来製品は主に乗り心地の向上を目的としており、地震による振動は吸収しきれず車輪が持ち上がって脱線するリスクがあった。
このため、E956形「ALFA-X」などでの試験を経て「地震対策左右動ダンパ」を開発。通常の動揺防止効果をもちつつ、2022年福島県沖地震に相当する揺れにも対応し、脱線の確率を最大で約50%低減する効果を確認したとしている。
今後は、2027年秋以降にE5系以降の各形式で「地震対策左右動ダンパ」への換装を行なう。東北・秋田・山形新幹線用のE5系・E6系・E8系では2031年度までに、上越・北陸新幹線用のE7系では2032年度までに導入する予定。メンテナンス設備の整備などを含む総工費は約100億円となる。





















