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関西国際空港、9月6日も引き続き滑走路閉鎖。再開時期は「調整中」

高速船やシャトルバスは5日同様に運用

2018年9月5日 発表

関西エアポートは関西国際空港の滑走路と連絡橋について9月6日も引き続き閉鎖を発表した

 関西国際空港を運営する関西エアポートは9月5日、台風21号の影響による9月5日19時時点の現状と、9月6日の運用予定を発表した。

 ほぼ全域が冠水したA滑走路と、冠水のなかったB滑走路はともに9月6日も閉鎖を継続。再開時期は調整中としている。関空発着便を運航する国内航空会社は、いずれも9月6日の関空発着全便を欠航することを発表している。

 また、タンカーの衝突で損傷を受けた連絡橋についても、引き続き9月6日中の再開予定はないとしており、緊急車両のみの通行措置となる。滞留者を空港外に搬送するために9月5日朝から開始した、シャトルバスと高速船の運用については、9月6日も同様の体制で継続する。

 設備関係の被害・対応状況も具体的になってきており、電気設備関係などの復旧が進められている。

電気設備:事業者作業員が対応中
排水ポンプ:数か所使用不可
バゲッジハンドリングシステム:大きな問題なし
搭乗橋:多数に損傷あり。メーカーにより復旧目途確認中
シャトル:問題なし

緊急車両の通行措置が行なわれている関西国際空港連絡橋