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ANA、アジア大会日本選手団出発セレモニー。瀬戸大也選手は「金メダルをとって二連覇」

2018年8月15日 実施

ANAは第18回アジア競技大会(ジャカルタ・アジア大会)に出場する日本選手団の出発セレモニーを、羽田空港国際線旅客ターミナルで実施した

 ANA(全日本空輸)は8月15日、インドネシアで8月18日から開幕する第18回アジア競技大会(ジャカルタ・アジア大会)に出場する日本選手団の出発セレモニーを、羽田空港国際線旅客ターミナルで実施した。

 この日出発したのは競泳、テニス、ビーチバレー、武術太極拳の選手団。選手団が搭乗するジャカルタ(スカルノ・ハッタ国際空港)行きのNH855便出発前に109番ゲートでセレモニーは開かれ、各種目を代表して競泳の瀬戸大也選手、テニスの内山靖崇選手、ビーチバレーの二見梓選手、武術太極拳の山口啓子選手が出席した。

 ANAはジャカルタ・アジア大会のオフィシャルサポーターであり、選手団の移動をサポートしていることから、式典ではANA 代表取締役 専務執行役員/東京オリンピック・パラリンピック推進本部 副本部長の清水信三氏があいさつし、「選手の皆さんには常日頃から培ったものを発揮されて、日本中に感動と勇気、子供たちには夢と未来につながる希望をぜひ届けてもらいたい」とエールを送った。そして、ANAグループ社員が応援メッセージを寄せ書きしたフラッグと花束が選手たちに贈呈された。

全日本空輸株式会社 代表取締役 専務執行役員/東京オリンピック・パラリンピック推進本部 副本部長 清水信三氏
ANAグループ社員が応援メッセージを寄せ書きしたフラッグと花束が選手たちに贈呈された

 寄せ書きフラッグと花束の贈呈を受けて、瀬戸大也選手が代表して、「アジア競技大会は東京オリンピック・パラリンピックに向けて非常に大切なので、選手団一丸となってたくさんの金メダルをとって、2年後につながる試合にしていきたいと思います。応援フラッグはANA所属の自分としてもとてもうれしく思います。ありがとうございます。自分自身もしっかりと金メダルをとって帰ってこれるようにがんばるので、応援よろしくお願いします」と応えた。

ANAグループ社員が応援メッセージを寄せ書きしたフラッグ
競泳の瀬戸大也選手が選手を代表してあいさつ

 セレモニー終了後に選手たちが囲み取材に対応した。テニスの内山靖崇選手は「シングルスで金メダルをとれたら、条件付きではありますが東京オリンピック・パラリンピックの出場権を獲得できるので、そこを目指してがんばりたいと思います」、ビーチバレーの二見梓選手は「アジア競技大会は初めてなんですけれども、自分のなかではプレ東京オリンピックと位置付けているので、金メダルを目指してがんばりたいと思います」、武術太極拳の山口啓子選手は「武術太極拳はオリンピック・パラリンピックの正式種目には入っていなくてアジア競技大会が一番大きな大会になるので、メダルをとって少しでも競技を多くの人に知ってもらえるようにがんばってきます」とコメントした。

テニスの内山靖崇選手
ビーチバレーの二見梓選手
武術太極拳の山口啓子選手

 競泳からは萩野公介選手、瀬戸大也選手、大橋悠依選手、池江璃花子選手が囲み取材に対応した。萩野公介選手は「パンパシ(パンパシフィック水泳選手権大会 2018)からの期間は短いですけれども、コンディションをしっかりと整えて、アジアのすばらしい選手が多いと思いますが、1本1本集中してレースに臨んでいきたいと思います」、瀬戸大也選手は「アジア競技大会は自分にとって2回目で、前回は200mのバタフライで金メダルをとっているので、今回もしっかりと200mのバタフライで金メダルをとって二連覇。それにプラスして新しい、まだとってない400mの個人メドレーや200mの個人メドレーでもしっかりと金メダルをとれるようにがんばりたいです」、大橋悠依選手は「パンパシがすごくよい形で終えることができたのですが、タイム的には満足していないので、アジア競技大会ではタイムを上げたいなという気持ちです」、池江璃花子選手は「自己ベストを出すことができてよい形でパンパシを終えることができたので、疲労はだいぶ残っているかもしれないですけど、今はすごいアジア競技大会に向けて楽しみという気持ちのほうが強いので、その分しっかり楽しみながら結果を出していけたらなと思います。すべての種目でメダルを獲得して、個人種目では全部優勝したいなと思っていて、よかったらMVPもとりたいな」と抱負を語った。

萩野公介選手
瀬戸大也選手
大橋悠依選手
池江璃花子選手
日本選手団は10時15分発のNH855便に搭乗し、ジャカルタに向かって旅立っていった