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ANA新社長・平澤寿一氏、地域創生は「話し合いを重ねて地道な取り組みを続ける」
2026年3月2日 15:59
- 2026年3月2日 実施
ANAは3月2日、都内で会見を開き、4月から新社長に就任する代表取締役副社長執行役員の平澤寿一氏がその意気込みなどを語った。
平澤氏は1964年1月11日生まれ、1986年4月にANA入社。事業計画や経営企画部門の要職を歴任し、2025年4月から現職に就いている。
ANAは明日、2026年3月3日に国際線就航40周年を迎えるが、平澤氏はまさにその40年前に入社しており、「ANAが世界に羽ばたき始めたときから私の社会人人生がはじまった」という。
入社当時の業務は伊丹空港グランドハンドリングの現場統括、その後事業戦略に17年携わり、「1便1便の収益性を厳密に見定め、空港へ足を運び現場を見て回った」と話す。1月に発表したグループの中期経営戦略では“ワクワクで満たされる世界を”を経営ビジョンとして掲げており、「これを実行することが使命」と述べた。
幼少期から飛行機だけでなく鉄道も好きだったという平澤氏は、国鉄時代に全路線乗車を達成済み。そんな国内についても、「日本には各地に魅力ある地域があり、地域創生にも力を入れていきたい。さまざまな地域の方と一緒に汗をかいていく」としつつ、同社かつては数か月おきに特定地域を特集する「Tastes of JAPAN by ANA」のような華やかな取り組みも実施していたが、平澤氏は「ハデなことばかりではなく、地域の皆さんと話し合いをして地道な取り組みを続ける」と述べている。
平澤寿一(ひらさわじゅいち)
1986年4月: 全日本空輸株式会社 入社
1999年4月: 社長室事業計画部 主席部員
2001年4月: マーケティング室ネットワーク戦略部 主席部員
2007年4月: 企画室ネットワーク戦略部 主席部員
2010年4月: 人事部付休職北海道国際航空株式会社 出向
2013年4月: 企画部 副部長
2014年4月: 企画部 部長
2018年4月:
全日本空輸株式会社 執行役員
企画室 室長 東京オリンピック・パラリンピック推進本部 事務局長
2020年4月:
全日本空輸株式会社 上席執行役員
企画室 室長 東京オリンピック・パラリンピック推進本部 事務局長
2021年10月:
全日本空輸株式会社 上席執行役員
企画室 室長
2022年4月:
ANAホールディングス株式会社 上席執行役員
グループ渉外調査・秘書担当
全日本空輸株式会社 取締役 執行役員
渉外調査・秘書・ネットワーク担当
2022年6月:
ANAホールディングス株式会社 取締役執行役員
グループ渉外調査・秘書 担当
全日本空輸株式会社 取締役 執行役員
渉外調査・秘書・ネットワーク 担当
2023年4月:
ANAホールディングス株式会社 取締役常務執行役員
グループ渉外調査・秘書・経済安全保障担当
全日本空輸株式会社 取締役常務執行役員
渉外調査・秘書・ネットワーク・経済安全保障 担当
2024年4月:
ANAホールディングス株式会社 代表取締役専務執行役員
グループ渉外調査・秘書・経済安全保障・グループ調達 担当
全日本空輸株式会社 代表取締役専務執行役員
渉外調査・秘書・ネットワーク・経済安全保障・調達 担当
2025年4月:
ANAホールディングス株式会社 代表取締役副社長執行役員
グループ渉外調査・秘書・経済安全保障担当
全日本空輸株式会社 代表取締役副社長執行役員
渉外調査・秘書・ネットワーク・経済安全保障 担当
一方井上氏は、就任当時がコロナ禍であったことを振り返り、「ANA社員はコロナ禍の修羅場で鍛えられ、世界に向けて飛躍する準備が整った。株主や関係者、国や関係機関からも絶大な支援をいただいた。私は幸せ者でした。ANAは再成長のフェーズに入ります。次のリーダーへタスクをつなぐことにしました」と述懐した。
また、コロナ禍の傷跡を癒し、財務体質の健全化に取り組んできたこと、一時は巨額の負債を抱えたものの、初年度で黒字化を果たし、翌年にはコロナ前を上回る最高益を達成したことなどを評価した。平澤氏については「この修羅場をともに戦ってきた戦友。ANAをリードしていってくれると信じている」と期待を込めた。






















