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国交省、東広島呉道の阿賀ICの渋滞対策で左折レーン増設。交差点改良工事が7月28日完了

山陽道~東広島呉道の広域迂回ルートを使いやすく

2018年7月26日 発表

東広島呉自動車の阿賀ICから左折するクルマなどの影響による渋滞対策として、左折レーンを新設する交差点改良工事を実施。7月28日に完成する

 国土交通省 中国地方整備局は7月26日、東広島呉自動車道路(E75)の阿賀IC(インターチェンジ)で発生している渋滞対策のために緊急的に実施している交差点改良工事が7月28日に完成する見通しであることを発表した。

 平成30年7月豪雨の影響でJR呉線の運休、広島呉道路の通行止めにより、広島~呉間の道路混雑が問題となっているなか、国交省とNEXCO西日本(西日本高速道路)では、山陽自動車道(E2)の料金を割り引くことで、山陽道と東広島呉道を用いた広域迂回ルートを案内している(関連記事「NEXCO西日本、山陽道 高屋JCT・IC~広島ICの料金を半額。広島呉道路の迂回路に」)。

 一方で、東広島呉道の呉側終点となる阿賀ICの出口で、国道185号と接続する先小倉交差点では、東広島呉道から左折して広地区へと向かうクルマにより渋滞が発生。「広島県災害時渋滞対策協議会」の検討を踏まえて、道路用地内の歩道部分を縮小して、左折レーンを新設する交差点改良工事を実施した。

 工事は7月28日に完了する見通しで、緊急対応後は従来の右折2レーン、直線/左折レーンに加え、100mの左折専用レーンが設置される。

位置図
緊急対応後の交差点