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一晩で橋を架ける東広島・呉自動車道 阿賀IC立体化工事。7月10日夜に夜間通行規制

2021年7月10日22時~翌6時 通行規制

東広島・呉自動車道 阿賀IC立体化事業に伴う夜間通行規制を7月10日22時~翌6時に実施。一晩で橋桁の架設を行なう

 国土交通省 中国地方整備局 広島国道事務所は、東広島・呉自動車道(E75)阿賀IC(インターチェンジ)立体化事業において、橋桁の架設工事を7月10日夜間(22時~翌6時)に実施する。

 阿賀IC立体化事業は、東広島・呉道の呉側端と国道185号とを接続する先小倉交差点の混雑緩和を図ることを目的としたもので、2021年度内の開通を目指して整備が進められている。

 今回の工事は、あらかじめ架設ヤード内で組み立てられた重さ約660トン、長さ約80mの橋桁を、多軸式特殊台車を用いて運搬。定位置にセットして架設済みの橋桁とボルトで連結する工法を採ることで、一晩で交差点上に橋桁を架設するものとなる。

位置図
多軸式特殊台車により橋桁架設を一晩で実施する

 本工事に伴い、東広島・呉道 阿賀IC~郷原IC間、国道185号の先小倉交差点~広大橋東詰、市道阿賀中央町田線(上り、JRアンダーパス部)で通行止め規制を行なう。また、そのほかの周辺道路についても、地元住民やJR安芸阿賀駅/JR新広駅の利用者、沿道店舗利用者のみ通行可能とする規制を行なう。

 なお、荒天などで7月10日夜に実施できない場合は7月17日夜の同時刻が予備日として設定されている。

工事に伴う通行規制区間と迂回路図