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呉市~広島空港間のアクセス向上。国道185号「休山改良」が3月10日に4車線化。休山トンネルの対面2車線通行解消

2019年1月9日 発表

2019年3月10日 開通

広島県呉市の東西を結ぶ国道185号「休山改良」「休山トンネル」が3月10日に4車線化

 国土交通省 中国地方整備局 広島国道事務所は1月9日、広島県呉市内の国道185号「休山改良」を3月10日に4車線で開通することを発表した。

 呉市の東西を「休山トンネル」で結ぶ国道185号「休山改良」は、2002年に暫定2車線で開通したものの、休山トンネル前後の車線減少部を中心に渋滞が慢性化。さらに、東広島呉自動車道が2012年に阿賀IC(インターチェンジ)まで延伸し、2015年には全線が開通。国道185号の同区間が広島呉道路や山陽自動車道と合わせた広域ネットワークの一部となった。

国道185号「休山改良」の位置図

 休山改良の延長約2.6kmのうち、1.7kmを占める休山トンネルは、現在暫定2車線で開通しているトンネルを上り線として利用。下り線側に新たに2車線のトンネルを開通することで4車線化する。

 この4車線化開通により、渋滞に起因した事故の減少や救急活動支援、近年利用者が増加しているという東広島呉道を経由した呉駅~広島空港間の空港アクセスバスの定時性向上が期待される。

 なお、開通時刻については後日発表するとしている。

所要時間の短縮効果
呉駅~広島空港のアクセス性向上
死傷事故の減少
救急活動支援