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ガルーダ・インドネシア航空、最新鋭機ボーイング 737 MAX 8の納入時期やヌサトゥンガラ諸島の最新情報を説明
2018年6月6日 20:11
- 2018年6月6日 実施
ガルーダ・インドネシア航空は6月6日、都内で会見を行ない、同社やインドネシアの最新状況などを報告した。
冒頭では、旅客営業部 部長の和田博之氏がマイクを持ち、2017年に起こったアグン山噴火の影響について「昨年の噴火で大きな影響を受け旅行者など大幅な減少となったが、ゴールデンウィーク以降だいぶ回復してきて、マーケット的に戻ってきたという印象を受けている」と現在の状況を説明した。
続いて、ガルーダ・インドネシア航空について説明を行なった旅客営業部 マーケティングPR担当の篠奈美氏は、最新情報として、英スカイトラックスが行なうエアライン・スター・ランキングにおいて、2015年から4年連続で最高評価である「5スター」の認定を受けたことや、成田国際空港第1ターミナル北ウイングにあるチェックインカウンターが「A」カウンターに変更になったことなどを紹介。
また、2017年末に追加したナローボディ機のボーイング 737 MAX 8(ビジネスクラス12席、エコノミークラス150席)については、2015年に50機をオーダーし、2017年~2019年納入としていたが、機材見直しなどの再検討により納入時期を2020年~2024年に変更したことも伝えられた。
続いて、篠氏はインドネシアの最新情報を紹介。ジャカルタ空港(スカルノ・ハッタ国際空港)では、現在国際線として使用している第2ターミナル(T2)の改修工事を2018年度後半に実施することが発表されている。現在第2ターミナル(T2)を利用している国際線の航空会社は7月をめどに順次第3ターミナル(T3)に移転し、完了後に改修工事を行なうとのこと。また2018年8月にはジャカルタ空港に次ぐ規模の西ジャワ空港(クルタジャティ国際空港)もオープンするという。
さらに、ジャカルタの交通渋滞を解消するものとして注目を集める州営MRTJ(ジャカルタ都市高速鉄道プロジェクト:Mass Rapid Transit)は、第1期工事(ジャカルタ南部のLebak Bulusから中心部のBundaran Hotel Indonesiaまで)が2018年3月までに総延長約16kmの約3分の2が完成しており、年内には約9割ができあがる見通しという。オープンは2019年を予定している。
また2018年は、日本とインドネシアが1958年1月20日に国交を樹立してから60周年を迎えるにあたり、さまざまな取り組みがされていることも紹介。日本で行なわれるイベントとしては、7月7日~8日に「インドネシアフェア」(羽田空港国際線ターミナル)、7月28日~29日に「インドネシアフェスティバル」(日比谷公園)などが予定されている。
インドネシア観光についてはヌサトゥンガラ諸島にある島々を紹介。コモドドラゴンで知られるコモド島や、リンジャニ・ロンボク・ジオパークなど世界ジオパーク認定を受けた公園を有するロンボク島、サーフィンの天国として有名なスンバ島、夕日が美しいフローレス島などのほか、現地のホテルなども紹介された。
最後に日本・韓国・アメリカ地区 総代表のフィクダネル・タウフィック氏が「バリ島も心配ありませんよ。インドネシアにはバリ島やジャカルタだけじゃなく、素晴らしい場所がたくさんあります。この記念すべき年にぜひインドネシアに行ってください」とあいさつし、説明会は終了した。