ニュース
インドネシア共和国観光省が地震の影響を発表。「ロンボク島とバリ島の観光は現在平常通りの運営体制」
ロンボク国際空港やバリのングラ・ライ国際空港は「平常通り運営」
2018年8月7日 13:37
- 2018年8月5日(現地時間) 発表
インドネシア共和国観光省は、西ヌサ・トゥンガラ州のロンボク島で起きた地震の観光への影響や対応について発表した。
インドネシアの観光地・バリ島の東にあるロンボク島北部において、7月29日5時47分(現地時間)にマグニチュード6.4、8月5日18時46分(現地時間)にマグニチュード7の地震が発生しているが、ロンボク島南部にあるロンボク国際空港やバリ島にあるングラ・ライ国際空港は「平常通り運営」。ニュースリリースでも「ロンボク島とバリ島の観光は現在平常通りの運営体制」としている。ただし、ロンボク島北部のリンジャニ山でのトレッキングなど、一部催行を中止・見合わせているツアー・アクティビティなどもあるとのこと。
滞在する外国人観光客は落ち着いて警戒し、政府の案内に従うよう呼びかけ、最新情報は気象気候地球物理庁や国家防災庁のSNSから入手するよう勧めている。また、インドネシア外務省による外国人観光客向けのホットラインも開設された。
インドネシア共和国 気象気候地球物理庁のSNS
Twitter:@infoBMKG
インドネシア共和国 国家防災庁のSNS
Twitter:@BNPB_Indonesia
現地に滞在する外国人向けのインドネシア共和国 外務省のホットライン
TEL:+62-878641-24151(英語)
インドネシア共和国のアリフ・ヤフヤ観光大臣は声明を発し、危機管理チームが重要な輸送変更管理のために空港やフライトスケジュールなどのモニターを行なっており、ロンボク島やバリ島から飛行機で出国する観光客のために、追加機材や臨時便の用意、空港スロットの確保を行なっているという。
また航空会社各社に対し、観光客からのスケジュール/フライト経路変更や発券など優先・速やかなサービスを提供するよう要請し、ロンボク国際空港は24時間体制になっているとのこと。
バリ州政府観光局もリリースを発しており、ングラ・ライ国際空港は「多少の損害」が報告されているものの、滑走路、誘導路、エプロンなどの主要基幹施設に影響はなく「平常通り運営」しており、落ち着いて行動するよう呼びかけている。