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ピーチがANAホールディングスの連結子会社に。ANAグループの一員として飛躍目指す
2017年2月24日 22:08
- 2017年2月24日 発表
ピーチ(Peach Aviation)とANAHD(ANAホールディングス)は共同で記者会見を行ない、ピーチ株式の資本構成変更により、ANAHDのがピーチを連結子会社化することを発表した。
ピーチの現在の資本構成は、ANAHDが38.7%、ファーストイースタンアビエーションホールディングスが33.3%、産業革新機構が28.0%の比率となっているが、ANAHDと、ファーストイースタンアビエーションホールディングス、産業革新機構が株主譲渡契約を締結。これによって資本構成はそれぞれ67.0%、17.9%、15.1%となり、ピーチはANAHDの連結子会社としてANAグループの一員となる。ANAHDの株式取得費用は304億円。譲渡契約に基づく株式取得は4月10日を予定している。
記者会見では、ピーチ代表取締役CEOの井上慎一氏と、ANAHD代表取締役社長の片野坂真哉氏が登壇。新しい資本関係のなかで、調達力や安全面の向上といった支援体制を築きつつも、ピーチの独自性、ブランド力をこれまでどおり尊重していくとした。
また、同じくANAグループのLCCであるバニラエアの合併なども現在のところ視野に入れておらず、お互い切磋琢磨して、グループとしての発展を目指すとしている。
会見での発言や質疑応答の内容についても、追ってレポートする。