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ピーチ、2019年受領機から新レカロシート採用。背もたれが15度倒れたプレリクライニングデザイン

2018年4月12日 発表

ピーチが2019年受領機よりレカロの新シートを採用

 ピーチ(Peach Aviation)は4月12日、2019年から導入するエアバス A320ceo型機の24号機目から、独レカロ(RECARO Aircraft Seating)製の新シートを採用することを発表した。

 ピーチは現在、エアバス A320ceo型機を20機導入。エアバス A320neo型機を10機、A320ceo型機を3機発注しており、本シートを最初に導入する24機目は新造のエアバス A320ceo型機。なお、レカロのニュースリリースによると、ピーチから本シートを14機分受注したとしている。

 導入するシートは、レカロの「SL3510」で、人間工学に基づき、背もたれが15度倒れた状態で固定された「プレリクライニングデザイン」が特徴。また、スリムな座席構造により、足下スペースも従来より確保できるとしている。

 選定にあたっては、2017年4月に発足したピーチの主要顧客層である20~30代女性の従業員を中心とした部門横断型のプロジェクトチームが、座り心地や耐久性、利用者の声などを総合的に評価したという。

ピーチが採用するレカロの「SL3510」。背もたれが15度倒れた状態で固定された「プレリクライニングデザイン」が特徴