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ANAとリオ銅メダルの競泳・瀬戸大也選手が所属契約を発表
4年契約で2020年東京オリンピックを目指す
2017年3月29日 21:07
- 2017年3月29日 発表
ANA(全日本空輸)は3月29日、競泳の瀬戸大也選手と所属契約を2017年4月1日付で締結することを発表し、ANA本社で発表会を実施した。
瀬戸大也選手は、2013年および2015年の世界水泳選手権400m個人メドレーで金メダル、まだ記憶に新しいリオデジャネイロ2016オリンピックでは同種目で銅メダルを獲得するなど、日本を代表する競泳選手。2020年の東京オリンピックでの活躍も期待されている。
発表会の冒頭で挨拶をしたANA代表取締役社長の篠辺修氏は、ANAが日本水泳協会のオフィシャルスポンサーであり、瀬戸選手との面識もあったことなどに触れ「ANAは国内外の移動も含め、いろいろな形で応援できればと思っております。大学を卒業して、社会人になるというちょうどいい節目で所属になっていただけるので、応援のしがいもあるなと感じております。ANAとしても全力で応援してまいりますが、本格的に4年間、次のオリンピックを目指して頑張っていくので、皆さまの応援よろしくお願いいたします」と改めて瀬戸大也選手と所属契約を結んだことを発表した。
次に篠辺氏から紹介を受けた瀬戸大也選手は、所属先にANAを選んだ理由として「自身の競技スタイルである“挑戦していく”というところがANAの社風とも重なる部分があることから自分に合っていると感じ、競技に一番専念できるとしてANAを選びました。今年は世界水泳の3連覇の達成と、東京オリンピックで金メダルを目指して1年1年ANA所属で頑張っていくので応援よろしくお願いします」と抱負を語った。
今回の契約について篠辺氏は「今回の瀬戸大也選手とANAの契約は所属の契約となり、ANA所属のプロとなる。社員ではないので(航空会社としての)仕事をする必要はないが、しっかりメダルを取るということをしてもらいたい。またせっかくの所属なので、自社のCMへの出演や、イベントなどを一緒に盛り上げてくれればという感じです」と語った。契約期間は2021年の3月31日まで。